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2026.01.05

3Dクリエイティブの裏側

テクログdesign

こんにちは。eスポーツ課でデザインを担当しております。

折角の機会なので、今回はクリエイティブの裏側…3DCGの世界について少しだけ触れてみたいと思います。

e-Motorsports部門が新設された際に公開された動画を題材にしながら、全体的な流れや実際の3DCGソフトの画面を添付してお話をしていこうと思いますのでお付き合い頂けたら嬉しいです。

まずは大まかなアイデアを絵コンテに

実際の絵コンテを添付しますが…実は僕、絵は壊滅的下手です

アイデアをまずは思いつくまま形にして、後のモデリングや映像化をする際にスムーズに作業に移れるように作っております。

今回は部門の発足告知の動画なので、まさに今から走り出す部門を車に見立てて、ガレージで準備万端の状態から疾走感あふれる車のシーンに繋ぐアイデアで下記のようにまとめました

  1. ガレージのシーン
  2. スマホに吸い込まれる用にサーキットシーンへ
  3. サーキットを疾走するレースカー
  4. 所々にガレージのシーン
  5. 車がカメラにぶつかると同時にスムーズガレージに戻り
  6. 選手まとめ

モデリング作業

レースカーのモデリング

まずは車のモデリングです。3DソフトのBlenderを使用して、車の三面図を見ながらモデリングを進めていきます

ここでの裏話ですが、自分の父親が車関連の仕事をしていてレースにも詳しいので所々で父親からのアドバイスをもらってモデリング進行しておりました(僕自身はレースカーについての知識はほとんどありません)

モデリングにかかった時間の9割はこの車のモデリングでの作業でした。モデリングのみでなく、車の塗装デザインも参考資料を元に再現をしていかなければならないため、大量の資料を見ながら慎重に構築していきます

コースのモデリング

車のモデリングに時間がかかった分、コースに関しては簡略化して雰囲気だけそれっぽくモデリングする事にしました。コースの形状はオーバルコース(楕円形のような形状)に設定してコースの半分だけをモデリング。

それに沿わせるように等間隔でのライトとフェンスを配置してコースに見立て、背景は思いっきり暗くすることで夜間レースを思わせつつ背景モデリングの手間を大幅にカットして制作しました。

アニメーション制作

車を走らせる

車を走らせるのは簡単で、コースにレールのようなものを配置→それに沿って車が動くように設定→タイヤが回るように設定 という流れで車を動かすことそのものはできます。

ただこれだけだとブレや走行感がまったくなく、スーッと車が動くだけになってしまうため、所々の車やタイヤの動きにノイズをプラスしてシンプルなコースでもちゃんと走ってる感を出していきます。

※画像のオレンジ色がレールですが、わかりやすいように太く表示してあります

カメラを設定して撮影

ここまで来たら、あとは絵コンテのアイデアを具現化していきます。

カメラの設定やアニメーションを設定してレンダリングボタンをぽちり

AfterEffectsにて最終的な動画編集

esportsの世界での動画は音楽とのシンクが結構重要視されている傾向にあると思っています

シーンのつなぎ目や演出を音楽とシンクロさせつつ全体的な色調調整等々をおこない演出を完成させていきます

完成

※この画像は動画制作後、簡単に背景モデリングしてサムネイル用に仕上げた画像です

そんなこんなで動画の完成です。

完成した動画はチーム公式のXに投稿されているので、この制作の背景を踏まえてみると違った視点に気付けるかもしれません。

よかったら見てみてください。

https://x.com/ReigniteJP/status/1953745706843615244?s=20

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