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2019.07.30

読みやすさ

テクログdesign

皆さんこんにちは。

梅雨明けと同時にいきなり夏本番という感じですね。

ここ数日は体中から酸っぱい臭いがしている気がしてなりません。

ゴキブリに追いかけられた夏合宿の記憶が蘇ります‥

さて、中高年になると体臭やら頭髪やら健康面で色々な悩みが増えてきます。

数ある悩みの中で最も不便なのが【視力の低下】です。若かりし頃は両眼ともに1.5の視力でしたが40歳を過ぎた頃から徐々に低下し、今では0.7程度。

体調次第ではもっと見えていそうですが、雨の日の夜に車を運転しているときは気を使ってかなり疲れます。

PSなどのゲームをしていても細字は読みにくく、WEBサイトでも同様です。

そんな中、数ヶ月前にWEBで「ディスレクシア」という読字障害についての記事をいくつか目にすることがありました。

文字の読み書きが難しい疾患でそういう方がいることは以前から知っていましたが、その障害がUDフォントという書体によって改善されることがあるという内容でした。

UDフォントとは読みやすさを追求して作られたフォントの総称で、文字の太さが一定、濁点などが大きい、文字のハネが少ないなどの特徴があります。もともとは、パナソニックがフォントメーカーのイワタと組んで、リモコンなど製品用途に開発した書体だそうです。今では色々なフォントメーカーがUDフォントを開発しています。

実際のWEBデザインの現場ではどうでしょうか。フォントの選定はデザイナーのセンスの見せ所でもありデザインイメージを左右するものなので、一般的にはUDフォントを優先して採用している場面は少ない気がします。ビジュアルデザインに重きを置いたWEBサイトの場合、積極採用は難しいかもしれません。

いっぽうで、ディスレクシアの方々の割合は日本では5~8%程度とのこと。

高齢化が進む日本では老化などで細字が読みにくい人などは増え続けます。

時代が進むほど「読みやすさ」がリピート率や滞在時間の増加につながりやすくなるでしょう。

Windows10はいくつかのUDフォントが標準搭載されており、OSシェアが5割に近づいてきていることも加味すると、クラウドフォントを使わずともfont-familyへUDフォントを加えておいても良い環境が出来てきています。

今後、当サイトでも採用できると良いですね。

この記事を書いた人

池田岳彦

入社年2009年

出身地埼玉県

業務内容クリエィティブ事業部統括

特技・趣味腰痛体操

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