2月ももう後半。立春は過ぎれど、まだ春の陽気に触れられるのはもう少し時間がかかりそうな今日この頃です。一応、気候が暖かくなったら、また遠くに出かけたいとあれこれ考えております。

約半年前の昨年9月、1週間のリフレッシュ休暇を利用して、久々に旅に出かけました。 目的地は「広島」。 実は、無駄に年を重ねている割には、今回はじめての広島です。 広島市内の大学に通う姪がいることと、少し離れた福山市に前職の同僚が住んでいて、この2人にいろいろ案内してもらおうと今回目的地に選びました。

前半は、広島市内を観光。到着するなり、広島駅で姪と落ちあい、本場お好み焼きを堪能。 翌日からは、厳島神社や原爆ドームなど定番の観光スポットを訪問。 厳島神社では、公園内を歩く鹿にスマホをがっつり舐められるハプニングがありながらも、名物の穴子丼もおいしく頂きました。 そして原爆ドームや広島平和記念資料館を訪れて感じたこと。これまでも、多くのメディアなどを通して、戦争・原爆の残酷さを認知していたものの、現地を訪れて初めて知った事実もたくさんあって、改めて有意義な旅になったと実感しました。

旅の後半は、尾道へ移動。友人がびっしり2日分のスケジュールをプランニングしてくれてました。1日目は、尾道市内を散策。こちらも定番の尾道ラーメンを食し、友人が小さい頃から食べていたローカルフードをご馳走になったり。尾道特有の狭い坂道を汗だくになって登って、たどり着いた古いマンションをリノベーションしたおしゃれなカフェ。そしてロープウェイ経由で高台から見渡した尾道市内の絶景に完全に癒されました。

2日目は、今回の旅のメインイベント。しまなみ海道サイクリング。尾道から瀬戸田までの約30kmのコース。サイクリングも初体験。完全インドア派な自分が果たして完走できるのか、不安しかなかったものの、そこはさすがの電動自転車。しっかりアシストで無事完走。途中で立ち寄った現地人気の穴子天丼やソフトクリームと、しっかり食も堪能。そして何より、海道を走りながら浴びる海風の気持ちよさ。坂道を必死にペダルを漕いで、たどり着いた大橋から望む景観は圧巻でした。

あと、友人の自宅から徒歩10分程度の所に、千鳥・大悟のお姉さんのお店『ちどり』での夕食も思い出。もちろん料理の美味しさは言うまでもなく。そしてお姉さん、大悟そっくりw。気さくで楽しくお話させてもらえました。

『旅というものは、時間の中に純粋に身を委ねることだ。』
これはある小説家が言った言葉です。バタバタと慌ただしい日常の生活から離れ、文字通りゆっくり流れる時間の中に身を任せることができた、そんな1週間でした。また今年も同じような経験をしてみたい！早ければ、4月の入社日休暇を使って、計画してみようかなと。。。