こんにちは。突然ですが、ボロボロになりました。

「何が」って？
私の顔面がです。

それはもう、脱皮に失敗したトカゲの如く、汚くボロボロになりました。
あ、ちょっと待ってください違うんです汚い話がしたいわけじゃないんです。

顔がボロボロになるぐらいに楽しかった日がありましたよ、という共有をさせてください。

——-それは、カンカン照りの夏のある日のことでした。——-

発端

「魚、食いたくね？」
ビールを飲みながら問いかける友人。

焼肉屋さんで肉焼く前にそんなこと言うかねと、呆れながらも全力で「食いたいね！」と乗っかる私。

この友人とは一緒に”食”で散財する仲なのですが、たまには自給自足しようということで釣りに行くことになりました。

出航

朝4時に友人宅に集合。
そこから車を飛ばして神奈川は腰越の漁港に到着。そこから船に乗ることに。

事前に「船釣り 注意点」「船釣り 持ち物」などで出てきたサイトを一通りリサーチしていた私は、万全の体制で釣りに挑みました。

エサよし、重りよし、酔い止めよし、日焼け止めよし。
嫁ちゃんにも「晩御飯は釣ってくるから用意しなくていいよ」と連絡をいれて…、あとは船に乗って楽しむだけだ！

そう意気込んでいざ出航。

経緯

出航してから30分ほどでポイントに到着。
早速糸をたらすとガンガン良いアタリが来て満たされていくクーラーボックス。

「今日は大漁だなあ！」なんて調子づいてどんどん”釣り欲”も満たされていきました。

そんな笑顔も束の間…
ついに異変を感じ始めました。

顔が熱い。
なんか、こう…ひりついた感じがする。

でもまぁ日焼け止め塗ってるし大丈夫でしょう！と思って釣りを続行。

その後、帰宅して鏡を見たら顔が真っ赤になっていました。
さらに翌日、顔から膿が…
さらに翌々日にはカサブタみたいになり、顔がボロボロに…。

おかしい。
日焼け止めをしっかり塗ったのに何故？？と、日焼け止めについて調べてみたところ、どうやらウォータープルーフではなかったらしい。

炎天下の中、汗で日焼け止めが流れてしまっていたらしい。

普段日焼け止めを使わないので意識していませんでしたが、世の中には「汗で流れる日焼け止め」と「汗で流れない日焼け止め」があるらしい。

私の中の私が「バカじゃん」と連呼している…。

と、ここまでが顔がボロボロになった経緯でした。

結論

結論、めっちゃ楽しかった！

代償は大きかったですが、釣果は上々。
3人分の晩御飯になりました。

疲れていたので凝ったことはせず、全て油に投入し天ぷらに昇華させてビールと焼酎でキメました。

魚は美味しかったですし、ネタができて話題的にもオイシかったのでよかったです。

楽しかったからまた行こう。
なんて考えてたら友人から連絡が。

「肉、食いたくね？」

後日談

後日談というか、今回のオチ。

前述のとおり顔面がボロボロになっていましたが、今は無事に治りました。

嫁に「トカゲみたいでキモイ」って言われてたのに、いざ治ると「アイデンティティを失ったね」とディスられて何とも言えない気持ちになっています。

「そんな数日で無くなるアイデンティティなんかいらん！」なんて心の中で叫びつつ、いい思い出ができたなとエモい気分です。

皆さんも日焼けには気を付けてくださいね。