2022.10.20
STAFF BLOG
スタッフブログ
NOTE
雑記
高1で数学をあきらめたはずのスーパー文系人間が、なぜか数字と戦う仕事をはじめてもう数年。
業務中によくExcelやGoogleスプレッドシートを使って、データ計測ツールから取り出したデータをいろんな角度でまとめ直すことが多いので、よく使う関数をまとめてみました。
SUMIFSとCOUNTIFSとAVERAGEIFSは息をするように使う
まずはよく使われる親しみやすい関数から。
- SUMIFS:指定した複数の条件に合致する場合のみ足し算
- COUNTIFS:指定した複数の条件に合致する場合のみカウント
- AVERAGEIFS:指定した複数の条件に合致する場合のみを対象にして平均値を計算
細かいデータをツールから吐き出した後、自分が知りたい項目ごと(例えば職業のようなカテゴリ別・経過日数のような幅があるグループ)にデータ量を把握したいときに使います。
条件が複数ある場合やある程度グループ化して集計したいときは関数のほうが手っ取り早いなと思って使います。
条件を1つだけ指定するsumifなども使いますが、 その場合はピボットテーブルなどのほうが簡単にまとまることが多いかなと思うので、あんまり使わなくなってしまいました。
VLOOKUPも定番メンバー
複数のツールを使っていると取り出すデータも複数になり、最終的に”紐づけたい!!”となるデータ集計ですが、そんな時に大活躍するのがVLOOKUPですよね。
使い慣れないうちは範囲設定がずれたり、紐づけるための共通項目に表記ゆれがあって一部紐づかない…と途方に暮れたこともありました。
最初苦手意識を持つ人もいるみたいですが、何度か使って失敗するケースを覚えてしまえば何とかなったので、ぜひとにかく使ってみてください。
また主に縦軸でデータを抽出するVLOOKUPで対応できない部分は横軸でデータを抽出するHLOOKUPも活用したりします。ただ、イメージ的にHLOOKUPを使うときはINDEXとMATCHと合わせ技をすることが多いので避けがちです。
RIGHTとLEFTとMIDは小回りがきく
結構データの紐づけをするために軸となるデータを抜き出したり成形するのに使ったりする関数です。
- RIGHT:指定した文字列の右からn文字を抽出
- LEFT:指定した文字列の左からn文字を抽出
- MID:指定した文字列の、さらに指定した場所からn文字を抽出
ページURLからカテゴリ部分だけを抜き出したい、ユニークなID部分だけを文字列から抜き出したいといったときによく使います。
ただ、URLをスラッシュの位置で行ごとに切り分けたい場合などは、Excelの区切り位置を使うと簡単に切り分けることができます。
EXACTも2つのデータずれのチェックに役立つ
EXACT関数は2つの文字列を比較して一致していればTRUEを返してくれる関数で、自分でまとめたデータに不備がないか確認する際によく使います。
2つのデータを紐づけたはずだけど一部ズレていたなどの不備も起こりやすいのでこういったセルフチェック方法の種類も増やして精度を上げたいものです。
もっと使い勝手の良い関数や関数以外の手法も…
「もう計算なんてしないと思ってたのに…!」と思いながらデータと戦った結果ですが、もっと便利な関数や関数以外の方法があると思うので引き続き作業スピードのあげ方を模索したいです。
社内には「効率化の鬼」みたいな人もたくさんいて、さっそうと自分のタスクを終えて回りをサポートしてくれる人もたくさんいるので、もっと周りからたくさん吸収していきたいなーと思う今日この頃です。