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2025.09.08

ストイックなのではなく強欲なのである

健康

 平均週3回、ジムに通っています。

 私が通っているのは暗闇で音楽に合わせてバイクを漕ぐタイプのジムです。朝は7時から、夜は21時頃までの間で時間割のようにレッスン予定が設定されており、そのなかから好きなレッスンを選んで事前予約するシステムです。

 その時の体調や予定によって変わりはしますが、私は「朝7時に強度レベル中のレッスンを受けてからオフィスに出社」というパターンがもっとも多いです。

 と、ここまで話すと、

「週3でジム!? 朝7時!? ストイックだね!!!」

 などと言われることが多いのですが、それに対して私が声を大にして申し上げたいのが、

「違うんです!!! 逆なんです!!!」

 ということでございまして……!

 当ブログでは、以下「ジム通い&朝活=ストイック」というイメージをぶっ壊すことを目的としています。ご承知置きのほどよろしくお願いいたします。

ジム通いをスタートさせた理由

 私がジムへ通い始めた理由は、「痩せたい」でも「筋肉をつけたい」でもないのです(そりゃあ痩せれたら嬉しいし筋肉もあるに越したことないけど)。

 では何なのかというと、「やりたいこと全部やってから死ぬために、体力をつけたい」なのです!!

 私はとにかくできるだけたくさんの良いものを書きたいので(あ、わたくしライターをしております)、やりたいこともたくさんあるのです。一冊でも多くの本を読みたいし、一本でも多くの映画や舞台を観たいし、たくさんの人と知り合ってお酒を酌み交わしたいし、世界中に旅行したいスポットがあるし、いろんなジャンルのコンサートやライブに行きたいのです。これからの新たな野望としては、ドラムを習いなおし、薙刀を始めてみたいと考えており、最近、日本舞踊もいいな、と思っています……。

 そして、やったこと見たこと聞いたこと全部、良いものを書くために役立てたいんです。つまり、そのためにはできるだけ体力をつけ、元気に活動できる時間を増やす必要がある……!

 と、いうわけでして……。

 ですので、ストイック(禁欲的)と言われると大変に後ろめたいといいますか、申し訳ないといいますか、冒頭で書いたとおり「逆なんです!!!」という気持ちなのでございます。

ジムはジムだが

 とはいえ「ジムってつらいよね。忍耐が必要でしょ」と思われる方は多いのではないでしょうか。

 ここで、私が通っている「暗闇で音楽に合わせてバイクを漕ぐタイプのジム」についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。このジムがすこぶる私に合っており、通うことそのものが楽しいのです。そのため、「つらいトレーニングに耐えている」というニュアンスとはだいぶ異なります(キツいけど、つらいとはちょっと違う)。

 レッスンは1本が45分。スタジオと呼ばれるライブハウスのような空間で行われます。ジムなのにミラーボールとかあります。もちろん光ります。

 レッスンが始まるとスタジオ内が真っ暗になり、音楽が爆音で流れ、照明効果の演出が始まります。インストラクターをお手本に、音楽のリズムに合わせてバイクを漕いでいくのですが、ただ漕ぐだけでなくバイクの上で腕立て伏せや、腹筋運動のような動作をさせられます。ダンベルを持たされたりもします。ハウスミュージックのときは、クラブで縦ノリで踊ってるのをちょっと激しくしたような気分で臨めると思います(感じ方には個人差があります)。

 インストラクターは動作のお手本になっているだけでなく「Hey!Come on!」等々、ハイテンションで煽ってきます。インストラクターっていうよりDJに近い気がします。回すのはディスクじゃなくてペダルですけどねHAHAHA!

 レッスンは強度や鍛えたい部位の差、音楽のジャンル別にさまざまなタイプがあり、総数はおそらく100種以上です。

 音楽はすべて洋楽で、ロックのレッスン、R&Bのレッスン、去年グラミー賞にノミネートされた曲のレッスン、という感じにセトリ……もとい、プログラムが組まれています。ひとりのアーティストに絞ったプログラムもあります。マイケル・ジャクソンとかレディ・ガガとかブルーノ・マーズとかデュア・リパとか。

 ちなみに私が今までに受けたことのある中でいちばんキツかったのはアイアン・メイデンの曲だけ集めたプログラムでした!腕立て伏せの動きがほぼヘドバン!ずっとハイペースなリズム!「In the hell!!!」って感じです(そんな歌詞の曲はありませんが)。

 続いて、朝7時のレッスンに行く理由も解説いたします。

 とはいえ、とても単純な理由です。「朝7時にレッスンの予約を入れてしまえば強制的に早起きせざるを得ず、一日の時間をたっぷり使うことができるから」です。

 また、朝にジムへ行った日はすでにカロリーをたくさん消費しているから平日であってもお酒を吞んでもいいのでは!?という(間違った)心理的安全性を得るためでもあります。本気で鍛えたいひとは一切のお酒を断つ、という話もよく聞きますから、それと比べるとまさに真逆です。

 ジムで滝のように汗を流した後の一杯は……、格別ですよ……。

自分だけのスタイル

 いかがでしょうか。ジム通い&朝活=ストイック、というイメージがある程度こなごなに粉砕されたのではないでしょうか。

 ジム通いをスタートさせておよそ一年が経過しておりますが、体力は着実についています。駅の階段をキツいと思わなくなりましたし、立ち漕ぎしなくても自転車で坂道を登れるようになりました。

 体力がついた以外にもいい効果が出ています。もともと寝つきの悪いタイプだったのですが、入眠がスムーズになりました。肩こりもマシになりましたし、胃腸の調子も良くなりました。

 ちなみに体重はマイナス4キロです。微妙!誤差みたいなもんですね!筋肉量については個人で計測するすべを知らないのでわかりかねますが、両腕に力を入れると、筋肉(いわゆる力こぶというやつ)をうっすら感じられるようにはなりました!

 ……と、いいこと尽くめのようですが、ひとつ困っているのは、発汗機能が上がったことにより、汗の量がめちゃめちゃ増えた、という点です。ボディシートが手放せなくなりました……。

 なお、ジムでレッスンを受けるときの私のスタイルがこちら。

 周囲の皆さんが名だたるスポーツブランドのウェアでビシッとキメているなか、燦然と輝く「誠」と「刀剣乱舞」の文字。

 いいんです、私、ストイックじゃなく強欲なので!ウェアも自分で気に入っているものを着ないとテンション上がらないので!

 尽きることのない私の欲望に乾杯!!

この記事を書いた人

こんさち

入社年
2024年
出身地
愛知県
業務内容
ライティング、ディレクション
特技・趣味
特技は「毎晩みた夢を覚えていること」、趣味は読書・映画・観劇などです。

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