2025.07.25
コアテックのマーケティング事業部は、2024年より新卒採用を開始しました。その2024年入社、つまり新卒1期生の3名は、現在マーケティング事業部の新卒採用広報SNSの運営を行っています。それは、3名にとって新しいことへの挑戦でした。
今回は、彼らに挑戦のきっかけを提示したK課長と、まさしく今挑戦を続けているIさん・Oさん・Sさんの3名にインタビューを行いました!
コアテック Webマーケティング事業部 新卒採用SNS
X:https://x.com/coretechrecruit
Instagram:https://www.instagram.com/cor_recruit/
インタビュー:K課長

挑戦の提案
──新卒1期生の3名がSNS運営をする、という企画の発案者がKさんだとお伺いしました。きっかけはどのようなことだったのでしょうか?
K:コアテックのマーケティング事業部が行っているのはSEOマーケティングが中心です。SNS運営に携われるというのはなかなかレアなケースだと思っていて、3人に是非挑戦してほしいと考え、「やってみない?」と声を掛けました。
──そもそも、コアテックでのSNSの分野を切り拓いたのはKさんだったそうですね。
K:当時の上司から「SNSに本格的に力を入れていってほしい」と言われ、そこからクライアントに「SNSもどうですか?」とアピールしまくって、任せてもらって、挑戦して、という感じでした。
「新しいことを経験してほしい」「その経験が成長に繋がってほしい」というのが今回の企画の狙いです。ゼロから何かをつくる、というのは貴重な経験になると思いますから。

──声をかけたとき、3名の反応はどうでしたか?
K:やるかどうか、3人で話し合って自分たちの考えで決めなさい、という声の掛け方をしたんですが、少し驚いていたようでしたね。
「今の君たちにしかできないよ」という詐欺師みたいなことはちょっと言いましたけど(笑)、最終的には自分たちで決めてほしいと思っていて。
3人がどういう話し合いをしたのかはわかりませんが、結局「運用のやり方や管理の方法を学びたいので挑戦します!」と前向きな返事をくれました。
──いろいろと事前準備などもあったと思うのですが……。
K:準備についても基本的には新卒3人に主導してもらいました。3人が挑戦する、というところに重きを置いていたので「とにかくまずは3人だけで考えてみようよ」と言いました。
もちろん、関係各所に許可を取る必要がありましたから、その件について先導はしましたが、そのくらいですかね。
どういう投稿をしていこうか、というようなプランも新卒3人でつくっていました。
──それは、3名だけでも上手く運営できるはず、という考えからでしょうか?
K:3人の勉強になればいいと思っているので、僕としてはSNS運用自体は成功しても失敗してもどちらでもいいんです。
投稿内容などには人事の方からのチェックも入りますが「企業SNSの投稿として適切か」という最低限のチェックに留め、「こうしたらもっとよくなるよ」という観点での指摘は入れなくていいです、とお願いしています。自分たちで気がつかないと意味がないので。
「無理に続けなくていいよ」ということも何度か伝えています。現在、ちょっと苦戦しているようですが、運営してみることも3人に決めてもらいましたので、やめるときも皆で決めてほしいと思っています。
そうしたら、やめたいとは言いませんでしたが「このSNS運用は意味があるんですか?」と話しに来ました。成果が出ないのに続けることに意味があるのか、と疑問に思って直接話しに来てくれたんです。もうこれだけで、僕の中ではこの挑戦はすでに成功です。
最近だんだんと試行錯誤の動きが見えてきましたね。運用ルールの見直しもしているようです。
普段の仕事やこれからの仕事に活かせるものが何かひとつでもあればいいな、と思います。
新卒採用による予想外の効果
──新卒採用について、Kさんはどうお考えなのでしょうか?
K:実は僕は最初、新卒採用を始めることにあんまり賛成してなかったんです。中途の人を育てるのが先だろう、って。
でも、ふたを開けてみたらOJTを担った先輩社員たちの成長が目覚ましくて「こういう効果もあるのか!」と驚きました。また、新卒の子と同時期に入社をしていた中途の方が「新卒の子はあれをやるのに、私にはないんですか?」と言ってくれる、という出来事もありました。
人を育てるという観点で得られたものが大変多く、新卒社員を受け入れて非常によかったな、と思います。新卒向けに作成したカリキュラムですが、中途入社の方にも好評で、教育にも効果的に活用できています。
──今後の新卒新入社員の方に期待することや、こういう方が来てくれたらいいな、という希望はありますか?
K:マーケティングに興味のある人が来てくれたらいちばん嬉しいですね。3人が運営しているSNSが、そのきっかけになるといいなあと思っています。

──最後に、挑戦中の3名へのメッセージをお願いします!
K:小さくまとまるな、ですね!いつもよく言うんですけど。日和るなよ、妥協するなよ、って!
インタビュー:新卒2年目Iさん・Oさん・Sさん
挑戦のスタート

──Kさんから皆さんに「小さくまとまるなよ」というメッセージをお預かりしております!
S:ありがとうございます!4人でのミーティングではよく「小さくまとまるな」と重めの言葉をいただきます!
──小さくまとまらないために、という意図もあってSNS運営を皆さんに提案なさったのかな、とも思うのですが、提案されたときはどう思いましたか?
I:想像がつかなかったです。私たちだけで運用していくとなると、何からやればいいのかすぐには思いつかなかったし、土台がない状態でのスタートなので、どうなるんだろう、と思いました。
S:Kさんからその話をいただいたときにはまず「そういうこともできるんだな」と驚きましたが、業務でSNSの運用に挑戦させていただけるというのは貴重な経験になるのかな、と思いました。
O:SNSをやることになるとは思ってなかったですが、SNSはすぐ身近にあるものですし、SNSマーケターという分野があることも知ってたので、そういうことに携われるんだ、と思ってわくわくしました。
I:提案されて、本当にやるかどうかは3人で決めるように、と言われて3人で相談しましたね。
O:そうですね。「Kさんからの提案だから」というのはやっぱり最初に頭にありましたが、皆の「SNS運用をやってみたい」という気持ちから、SNSの運用を行うことを決めました。
もともとのKさんからの提案ではXの運用だけだったのが私たちの話し合いの中で「インスタもやってみよう」という案が出て、XとInstagramの運用に挑戦することになりました。
S:入社1年目でしたし、初めてのことばかりで覚えることも多い中に、また新しいことが加わるというのは不安感もありました。でも、いざ始めてみたらSNSに掲載する画像をつくるのが楽しいな、と思ったり。クオリティはまだまだなんですけど。

──運用をスタートさせるまでにさまざまな準備が必要でしたよね?
I:はい。まず私がシートを作成して、運用ルール・運用方針・投稿内容など、何から決めたらいいかを整理しました。そこから細分化させて、順番に固めていきました。今までにやったことのない業務だったので、大変でしたが、勉強になりました。
S:僕の場合は、もともと、就活生のときに企業のSNSをあまり見てなかったんです。なので、他企業のアカウントがどういうことを発信しているのかという情報集めを手探りで行うことになり、その点に苦戦しました。
O:私は、最初は主に掲載する画像作成をしていました。その画像について、人事の方から「スマホで画像を見ると、文字が小さくて見づらいです」と指摘をいただき、PC上で確認するだけでなく、実際の端末でどう見えるかを意識することが大事だと勉強になりました。


挑戦を、次の段階へ
──たくさんの準備を経て、運用を続けていらっしゃるわけですが、やってみていかがですか?
I:私が今もっとも痛感しているのは、フォロワーやインプレッションといった数字に繋がっていないということです。これまでの活動で、運用体制は整ってきましたので、今後はその先のフォロワー獲得が課題です。現在、第二ステップとしてフォロワー獲得のための行動を起こしています。
S:最初は運営することが目的でした。Kさんから「自分たちでゼロからイチを生み出すことを経験してみてほしい」と言われましたが、だんだん「やるからには数字や、目に見える結果がほしい」と思うようになってきたんです。今の課題としてはフォロワーの獲得と、そもそもアカウントの認知を強化したい、ということですね。
O:私もふたりと同じ思いですね。最初はあまり細かいことを決めず、自分たちがなんとなく「この時間に投稿するのがいいんじゃないか」「この内容がいいんじゃないか」と思ったものを投稿していましたが、結果的に今あまりフォロワーが増えているわけではないので、今後はもっと細かいことを気にしていく必要があるのだと思っています。
S:現段階でもすでに、挑戦してみてよかったな、とは思っています。でも、まだ先へ行きたいですね。
I:そうですね。折角つくったのに見てもらえてないというのが数字で現れたので、つくったからには見てもらいたいよね、と話していて。いろいろと案を出して、その中から「これならフォロワーを増やせるのでは」という方法を実施することにしています。
O:この3人だと、Iさんが基盤をつくってくれることが多いですよね。
I:私はそうやって基盤をつくるのが得意な方なので……。そこにふたりがアイディアを出してくれて、膨らませていって、というやり方が全員にとってやりやすくなっているのかな、と思います。
O:私は基盤をつくるのがちょっと苦手なので、Iさんがつくってくれた基盤に加えて、「こんな投稿やデザインにしたらいいんじゃないか」というアイディアを出すようにしています。
普段の業務でもデザインを考えることがあるので、その経験が活かせてるのかな、と思っています。
S:入社して1年たって、自分の強みが見えてきたのかもしれないですね。僕は細かいところまでこだわるところが強みなのかな、と思っています。時間がかかるという弱みもあるけど、自分のオリジナリティを優先させたいというよりはきちんとしたものを出す、というところにこだわりを置いています。
I:研修後、配属が全員別々になったけれど、このSNS運営で一緒に相談して同じ業務ができているのは本当によかったです。それぞれの課の特徴が見えますし、学んだことが活きてるな、と感じられます。Sさんの課ではSさんの几帳面さが活かせるし、Oさんの課は皆、Oさんみたいにどんどんアイディアを出す、って感じで、それぞれの強みが発揮できていると思います。
同じマーケといえど、全員やってることが全然違うので、話を聞いてて「マーケってこんなに幅広いのか!」と思います。

SNSから広がる「これから」
──皆さんが運営するSNSを見て、どんな方にコアテックに来てほしいですか?
I:私たちはマーケ新卒1期生なので、新卒採用で新しい子が入ってきてくれることについて、中途の人よりも思いが強いと思っています。このアカウントを見て、コアテックの雰囲気を知って「自分に合ってるかも」と思った人に入ってきてほしいです。
S:そうですね。SNSで会社のことを知ってもらうのがこのアカウントの目的なので達成できたら嬉しいですよね。SNSやマーケティングに興味のある人が来てくれたらいいですね。
O:コアテックはマーケ部門だけじゃなく、会社全体の雰囲気がいいな、と思っています。業務内容ももちろんですが、会社に所属している皆さんの人柄の部分も知ってもらって「コアテックに入りたいな」と思ってくれる方が来てくれたらすごく嬉しいな、と思います。
I:そうやって入ってきてくれた子が私たちの後輩になるんですよね。わたしとOさんはまだ直属の後輩がいないので楽しみですね。
S:今年、僕はこの3人の中で唯一、直属の後輩ができたんです。去年までは僕がいちばん下で周りの人に頼ってきましたが、今年からは後輩がいるので、僕も背中を見せないとな、という気持ちになっていて、前よりもアクティブになりました。後輩ともできるだけ話す機会をつくって、教えてあげて……、先輩面してます(笑)
O:教えてあげてる場面とか見かけると、「先輩してるな~」と思って見てるよ(笑)
S:知らないうちに見られてる!やりづらくなるなあ(笑)
自分も後輩から学ぶ部分がたくさんあるので、一緒に頑張るぞ、と思ってます!

──最後に就活生にアドバイスやメッセージをお願いします!
I:私自身、あんまり就活に時間をかけなかったことに後悔している部分があるので、こうやってSNSなどで情報を発信している企業がたくさんあるっていうことを知って、たくさんの企業を見て、自分に合う会社を選んでください!
S:そうですね、ひとつの業界や職種に絞らず、ひとつひとつの会社単位で見てみてほしいな、と思います!
O:働いている方々の人柄とかは入ってみないとわからない、というのが昔の就活だったように思いますが、今はどういう人柄の方が会社にいるのかSNSなどで発信されていることも多いです。やりたいことで会社を選ぶのもいいと思いますが、SNSを利用して、その会社にどんな人がいるかを知って、就活をしてみてほしいです。
S:SNS、頑張って運営していますので、是非フォローしてください!

挑戦のきっかけをつくったK課長と、その期待をしっかり受け取って挑戦を続ける3名。それぞれの思いをたっぷりと伺うことができました!
3名が運営しているSNSをフォローして、コアテックについてたくさん知っていただけたら嬉しいです!
コアテック Webマーケティング事業部 新卒採用SNS
X:https://x.com/coretechrecruit
Instagram:https://www.instagram.com/cor_recruit/