以前、大手百貨店がAIカメラを利用した顧客行動分析の実証実験を行ったという記事を目にしました。
その実験では、フロア間の移動履歴を分析し、店舗運営の改善に活かすことが目的で実施されたようです。
また、各店舗によっては顧客の購買データを活用して、様々なオンラインアプローチを行っていると思います。

しかし、百貨店内の行動や顧客の購買、訪問者回数などを組み合わせたデータを取得することは容易ではないかもしれません。

一方でWebサイトから得るデータを扱う場合ではどうでしょうか。
どのページがよく閲覧されているかなど、サイト上の分析が容易に行えることをご存知かと思います。

さらに細かく見ると、訪問者タイプ（新規・リピート）、チャネル別（検索・SNS・広告など）、経由ページなどを組み合わせたCV数（問い合わせ数）を確認することも可能です。

例)Google検索から訪れた初回訪問者は、
口コミページを経由したユーザーの方が、経由していないユーザーに比べ1.3倍CVR率(申込み率)が高いなど

オンラインでは、そこで得たデータを活かしてサイトを改善する→検証するといったサイクルを早く行える点も魅力のひとつですね。

顧客が検索エンジンからどんなクエリで検索しているか、サイトでどんな行動をしているかなどより精緻に分析できるデジタルマーケティングは本当に面白いですね！

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