2021.06.04
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こんにちは、福神漬けです!
自分は実は最近までGAS(Google Apps Script)を触ったことがありませんでした。
ひょんなきっかけで触ってみましたが、さすがにGoogleだけあって便利ですね。
GASができることとしてGoogle Spread Sheetを操作したりが有名ですが、
今回はGASでWebアプリを公開してみてみました!
アプリの仕様によっては不向きになるのでその辺りを書こうと思います。
というわけで現時点での完成品はこちら。
(お試しということで時間を決めて作業したので一部フォントが当たっていないです)
https://github.com/kaz912/gasDemo
こちらのデザインをお借りしました。
https://github.com/afnizarnur/draco
所要時間は調べながら実装しましたが2時間ほどです。
あと無料です。
一番感動したのが、Webサーバーがいらない&設定もほぼない点です!
本当に楽にWeb公開できますね…
●GASが不向きなもの
・大規模なWEBアプリ
実行時間や回数が制限されており、今現在有料版でも上限があります。
https://developers.google.com/apps-script/guides/services/quotas
また、フロント側はHTML、JS、CSSを全てHTMLファイルとしてアップする必要があるので、凝ったデザインであったり大規模になってくると管理が大変になります。
フォントの読み込みなども少々手間でした。
・ホームページなどの公式にしたいWEBサイト
ページ上部に出る利用規約のバナーが致命的です。
そしてこれを消すのに一番簡単なのが、「Google Sitesから呼び出すこと」です。
WEBサイトはこっちで作れということですね…
●GASが得意なこと
では得意こと、差別化できる点は何か?個人的には下記の点だと思っています。
・小規模でクローズドなWebアプリやWeb APIは十分に無料で簡単に活用できる
・他の類似サービスと違ってGoogleのサービスとの連携が圧倒的にやりやすい
・日時でのトリガーや、Google Spread Sheet更新と紐づいたアプリ実行ができる
つまり社内やプライベートで行っているタスクの自動化などが向いています。
GASで書いたAPIをまとめた簡易ページを作ったりもGASで完結しているのが良い点だなと思います。
画像もGoogle Driveから読み込めてファイルサーバー要らずです!
ということで今回は試しにGASでWebアプリを公開してみました。
出来上がったマークアップをGASに載せ替えただけですが、思わぬところで引っかかったりしました。
GASの得意な部分を考えて、最大効率でサービスを組み合わせていきたいと思います!
機会があったらGASについてまた書くかもしれません。
それではお疲れ様でした!