2021.05.24
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REVIEW
レビュー
こんにちは。
最近フレンチホラー周辺の映画鑑賞にはまって色々見ています。
2000年代初頭にホラー映画不毛の地であるフランスで巻き起こったフレンチホラー。
この新たなムーブメントの特徴はスタイリッシュな映像、グロテスクなゴア描写、そして当時の既存アメリカンホラーとは異なるシリアスなストーリーやタフなヒロインなどです。
間抜けでセクシーな女性が何か(殺人鬼など)に慄きながら泣き叫び続け、逃げ回った末に基本的にはラッキーで生き残るという定番ストーリーではなく、何か(イカれた人など)にズタボロにされ、もがき苦しみながらも自力で生き延びようと奮闘する強い女性を、新たなヒロインとして描いています。
フレンチホラーを今見ても目新しさはさほどなく、すごく怖いわけでもないのですが気になってどんどん漁ってしまう魅力がまだあります。
有名な作品4つ
アレクサンドル・アジャ監督の「ハイ・テンション」
ザビエ・ジャン監督の「フロンティア」
パスカル・ロジェ監督「マーターズ」
ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督「屋敷女」
レンタルしているお店が少なくてDVDも高値で取引されている為なかなか希少な「屋敷女」は未視聴です。
どうやらノーカット版が今年の7月に公開するようです。
予告編 ※苦手な人もいると思うので閲覧注意
所謂フレンチホラーという括りでのおすすめはありませんが周辺映画でいうとパスカル・ロジェ監督の「ゴーストランドの惨劇」「トールマン」、アレクサンドル・アジャ監督の「ピラニア3D」等は好きでした!
おすすめしないトラウマ級の胸糞だったダントツの1位は「マーターズ」(リメイクじゃない方)です。
見たことを後悔するほど苦手でしたが良くできた映画です。凄い映画でした。。
もしもハマりだしたらフレンチホラームーブメントを追ったドキュメンタリー「BEYOND BLOOD」もおすすめです。
それでは。