2025.08.07
私は東京生まれ、東京育ち。
でも、「あ、ここは東京なんだ」「東京はやっぱり違うんだ」と思ったのはつい先日のことでした。
きっかけは、都内から都内への引っ越し。
ある事情で住まいを移すことになり、今まさにその準備を進めています。
大学時代は群馬の田舎で一人暮らしをしており、
キャンパス移動での引っ越しも経験していたので、「余裕でしょ」なんて思っていました。
しかし、賃貸サイトで物件を探しているうちに気付きました。
東京で一人暮らしをするなら、家賃は最低でも7〜8万円。やっぱり高い…。
大学時代、家賃17,000円の物件に住んでいた私にとってはその差に圧倒させられました。
ちなみに当時の家は、駐車場付きで水道代も無料。(今思うとかなりの破格っぷり)
でも、家賃の高さはある程度覚悟していたし、想定の範囲内でした。
これはまだ序の口だったのです。
そう、本当の壁は“初期費用”。
敷金・礼金…、名前だけは聞いたことある。
仲介手数料?保証会社?鍵交換?前賃料??
聞き慣れない言葉の羅列のその先には、「総計:500,000円」の文字。
まだ住んでもいないのに、50万円…?
頭がフリーズしました。
さらに、退去にもお金がかかるし、引っ越し業者を使えばそれもまた出費。
いったい私の財布から、何人の偉人たちが飛んでいくのか…。
「私が東京を知った日」。
それは、東京での引っ越しにこれほどお金がかかるという現実を知った日でした。
社会人になって、まだ1年ちょっと。
「東京って、こんなにお金がかかるんだ」と実感する日々です。
でもこれが、東京で“生きる”ということなのかもしれません。