2023.12.21
STAFF BLOG
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NOTE
雑記
上級救命講習とは
一般的にあまり知られていない講習ですが、その情報共有をかねてブログ記事にしました。
消防庁が主催している一般市民向けの講習で、心肺蘇生・AEDの活用といった蘇生方法を学ぶことができます。
8時間の実技講習で、年に数回実施されます(市区町村によって異なります)。費用は無料(テキスト代がかかる場合もあり)で、講習の最後に実技試験と筆記試験があります。
なぜ講習を受けようと思ったか
だいぶ前ですが、駅の構内で目の前で人が突如倒れたことがありました。そのときは急いでいたこともあり、他の方に任せて見過ごしてしまいました。そのことがずっと心残りで、もし自分が蘇生の知識に自信があったら……、あるいは自分の大切な人が倒れたのであれば真っ先に救命に臨んだであろう、ということは自覚していました。
海外の書籍で救命に関する民間の認定資格/講習があることを知り、アメリカでは一般的にリスペクトされる内容であることを知りました(ヒーロー大国のアメリカなので納得)。
自分の市区町村で検索したところ近い日程で開催されることを知り、すぐに申し込みました。
どのような内容か
基本的には、AEDの機械を用いた実技講習がメインです。学校や会社の研修で何人かは経験したことがあるかもしれませんが、8時間の講習なのでたっぷりと機械の使い方や、救命手順について学ぶことができます。
また、消防士の方と講習以外の内容について(普段のお仕事についてや消防活動の大変さなど)質疑応答ができ、とても充実したカリキュラムになっています。ただ(上級ではなく)普通講習という2時間コースもあるため、ひとによってはそちらでも十分かもしれません。
講習を終えて
講習後、すぐにAED救助が必要なケースには遭遇していませんが、大きな自信につながっているので、取得してよかったと感じています。
街中で何らかの人助けを行う際にも「上級救命持っていますので」とひとこと添えると、スムーズにいくケースが多いと思うので、今後活用していきたいと思います。