皆さんは1日の何時間を座った姿勢で過ごしていますか?
4時間? 8時間? 12時間?
もしかすると、それ以上の時間を座って過ごしている方もいるかもしれません。
わたしたちのようなデスクワーカーにとっては、仕事時間の90%以上を座った姿勢で過ごしている、という方も少なくないでしょう。
しかし、長時間の座位姿勢は、健康上のさまざまなリスクと関係しています。
今回は、長時間の座位姿勢によるリスクと、その対処方法について紹介したいと思います。
なぜ長時間の座位姿勢はいけないの?
なぜ、長時間の座位姿勢が健康上のリスクにつながるのでしょうか。
血流の悪化、エネルギー代謝の低下、身体活動量の減少など、さまざまな要因が考えられます。
個人的には、長時間座っていることで「下肢を動かす機会が減ってしまうこと」が、大きな要因の一つではないかと考えています。
下肢を動かさないと何が起きる?
長時間座っていると、立って歩いているときに比べて、下肢の筋肉を使う機会が大きく減ります。
特に「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎは、歩行などで筋肉が収縮することで、下半身にたまった血液を心臓へ戻す「筋ポンプ作用」を助けています。
そのため、長時間同じ姿勢でいると、下肢の血流が滞りやすくなり、むくみや脚のだるさなどにつながることがあります。
また、長時間同じ姿勢でいると、脚の血流が滞り、血栓ができるリスクもあります。
いわゆる「エコノミークラス症候群」もその一つです。
こうしたリスクを避けるためにも、長時間座り続けず、こまめに立ち上がったり、身体を動かしたりすることが大切です。
座りっぱなしの回避方法
座位姿勢に限らず、長時間同じ姿勢でいることは、身体への負担につながります。
そのため、定期的に姿勢を変えたり、体操やストレッチを行ったりすることが大切です。
仕事中に座っている時間が続く場合でも、適度に立ち上がったり、少し歩いたりするだけで、座りっぱなしの状態を避けることができます。
例えば、
- ・トイレや給水のついでに少し歩く
- ・電話やちょっとした打ち合わせの際に立ってみる
- ・1時間ごとに一度立ち上がることを意識する
- ・昼休みに少し歩いてみる
- ・デスクで簡単なストレッチをする
など、できることから少しずつ取り入れてみるのはどうでしょうか?
座りすぎを防ぐ一番のポイントは、「こまめに動く」ことです。
毎日運動する時間をつくらなければ…と考えると、なかなかハードルが高く感じてしまいます。
まずは、1時間ごとに数分立ち歩くなど、仕事中に座り続ける時間を少し減らすことから始めてみてはいかがでしょうか。
オフィス内を数分ウロウロするだけでも、座りっぱなしを防ぐきっかけになります。
まとめ
デスクワーカーにとって、仕事中ずっと座らないというのは現実的ではありません。
だからこそ、「座らない」ことよりも「座り続けない」ことを意識することが大切です。
立ち上がる、少し歩く、身体を伸ばす。
そんな小さな行動をこまめに取り入れるだけでも、座りっぱなしの時間を減らすことができます。
まずは仕事の合間に、少しだけ身体を動かすことから始めてみませんか?