2025.07.24
いざ行かん!北海道!!!!!
今回の目的地である蒸留所は余市蒸留所。北海道余市にあります。
まずは、目的地である余市に向かうには飛行機に乗ります。東京、新千歳間ですね。
北海道の大地を上から見るとカラフルな畑が広がってました。地理の問題でありそうな地形とカラフルさですね。
素晴らしい…

さて、北海道に到着すると『Welcom to Hokkaido』でお出迎え。この後は札幌を経由して宿のある小樽に向かいます。移動しただけなのでカット………

余市蒸留所に到着!!
次の日です、宿であった小樽からさらに移動して余市に到着。小樽から余市まではバスで移動。
移動をしたら蒸留所見学のツアーの受付を済ませます。済ませると余市蒸留所の看板?がお出迎え

さて、蒸留所見学が始まるとガイドさんについていく形になる。
ウイスキーの原料は麦(モルト)と水からなる。それを3年以上熟成させるとウイスキーと名乗って良いよということになっている。本当は色々条件があるのだがざっくりいうとそんな感じだ。ウイスキーの作り方は途中まではビールと一緒だ。麦を発芽させ乾燥した後、精麦して発酵させてもろみを作りそれを絞るとビールになる。ウイスキーの場合は発酵させた後蒸留機で蒸留したものをタルで寝かせる。発酵させた後に原料が一緒でも製法で全く味が異なるのだがら面白い..
乾燥機(キルン)!! なんかキルンって響きが好き。
さて、麦芽はただ単に使うとでんぷんが糖になっておらずうまく糖化が進まず発酵段階でアルコールが生成されないため一度でんぷんを糖に変えるために麦を発芽させたものを乾かす。乾かすと麦芽となるのだが乾かす段階で泥炭(ピート)を用いるとウイスキー特有のスモーキーさが付与されるそれを行なっているのがキルン(乾燥機)だ。
なんで?乾かすの??となるが、これは発芽させる段階で水で濡らしているのでそれを乾かす工程とも言い換えられると思う…
余市蒸留所設立時は使っていたそうだがもう使われでおらず、すでに麦芽となったもの仕入れてそれを使っているそうだ。しかし見学日は年に2回行われる研修で使われたらしくほのかにスモーキーな香りがした。

このあと発酵させたものを蒸留機へと送られるのだが、送るときは、地上から送るのではなく地下に通しているパイプを通して送られる。これは雪で地上から送るのが困難なためだそうだ。送られたものは銅製の蒸留機(ポットスチル)に送られる。
蒸留機(ポットスチル)

この形の蒸留機は世界でもここでしか使っていない石炭直火蒸留方式を採用している。この蒸留方式によって”余市らしさ”の一端が生成される重要な工程である。温度管理は人間の手で行いわないといけないため職人技である。
蒸留機に巻きつけてあるしめ縄は願掛けのようだ。いいお酒ができますようにとしてあるそうだが日本ぽくてとても良い。
最後の工程でタルに詰め美味しくなってタルから取り出されビンに詰められるまで熟成庫で寝かせる…
最低3年以上寝かせるのがウイスキーなのだからロマンを感じで良い。

このあと、余市などテイスティングをして解散となった。アップルワインを初めて飲んだがとても美味しかった。
余市蒸留所併設のミュージアム内にあるバーでは蒸留所限定の銘柄が飲めるようになっている。それを飲んで蒸留所を後にした。
まとめ
とても良い見学であった。蒸留所によって製法が異なることが多いのでその点を比較したりするのが蒸留所見学の面白いところだなと思う。ゆえに蒸留所めぐりはやめられないのだ。
余市蒸留所は先着予約制のツアーになっている予約開始と同時に申し込まないと満席で取れないため少し難易度が高いがウイスキーが好きになったらぜひ訪れてほしい。よりウイスキーが好きになるはずだ