2024.01.19
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約1か月ぶりに登場のJGです。
このイベントを知ったきっかけですが、コアテックではAWSを使っているためAWSのログイン画面にAWS Builders Online Seriesのバナーが単純に気になったからです。
今回は1月18日に行われたAWS Builders Online Seriesに参加しましたので、所感やざっくりとした内容について話したいと思います。
はじめに
参加するためにはアカウント登録が必要で、料金は無料で参加できます。
AWSの基礎コースが二つ、モダンアプリケーション開発、AWS認定資格の全部で4コースあります。
それぞれ4セッションあり、1つのセッションの時間は30分で休憩が10分あり、最後にクロージングセッションが50分あるのですべて参加すると3時間半かかります。
チャットボタンで質問できるようになっており、セッションのページにアクセスすれば説明で使うPDFの資料がダウンロードできるので、自分は参加しないセッションの資料も全部ダウンロードしておきました。
忘れていましたが、自分のAWSの知識レベルについて説明したいと思います。
・AWSの基本的な知識、業務で使っているサービスはざっくりとしているレベル
・4年前にコアテックに入社し3か月後にコロナの影響でリモートワークが中心になり、時間ができたので個人でAWSの無料アカウントを作成し、無料枠でEC2やRDSの構築とLambdaの実装を行った程度
今回は基礎コースの下のレベルに参加しました。
次からは各セッションの内容を話していきます。
基礎編
このセッションでは下記の3つを説明していました。
・AWSアカウント、ルートユーザーとIAMユーザーの違い
・ネットワーク構成
・ELBとEC2とRDS
最後にデモでAWSアカウントの作成からIAMユーザーの作成、EC2とRDSの作成、そしてELBでの振り分けの設定までを実際に見せてくれます。
基本的なことなので知っていることがほとんどでしたが、すべてのセッションでアマゾンで働かれているソリューションアーキテクトが説明してくれますので、非常に論理的でわかりやすく、こういう理由でこれがあるみたいに説明してくれるので新たに知識として身についた箇所もありました。
スケーラビリティ向上編
このセッションでは下記の2つを説明していました。
・可用性とスケーラビリティの概要
・可用性とスケーラビリティを高める方法(EC2 Auto Scaling)
最後にデモでEC2 Auto Scalingの設定方法を実際に見せてくれます。
これもほとんど知っていることでしたが、一部自分の認識が間違っている箇所があり、正しい知識を身につけられたので良かったです。
運用編
このセッションでは下記の2つを説明していました。
・システムの概要
・AWSを使ったシステム運用(Systems Manager、CloudWatch、SNS、Backup)
最後にデモでそれぞれのAWSサービスの設定方法を実際に見せてくれます。
Systems Managerは名前だけ聞いたことある程度の知識でしたので、便利な機能があることがわかりましたので大きな収穫だったと思います。
セキュリティ編
このセッションでは下記の3つを説明していました。
・セキュリティ対策の大切さ
・悪性のあるリクエストから保護する方法(WAF、Shield)
・脆弱性を検知する方法(Inspector、CodeGuru)
最後にデモでWAFを使う前と後を見せて、実際に悪意のあるリクエストから保護する様子を見せたりしてくれます。
そもそも初めて聞いたこともあるサービスもあったので、そのサービスの概要等を知ることができたので非常に良かったと思います。
クロージングセッション
昨年の11月末に行われた年次カンファレンスで発表された新技術・サービスの説明を幾つか取り上げて、説明していました。
新技術・サービスの説明でしたので知らないことがほとんどでしたので、非常に有益な情報をえることができました。
生成系AIの話題が多く、「AIが人間の仕事を奪うのではなく、人間がAIを上手く使いながらよりコアな業務に専念できるようになる」という言葉が印象に残りました。
若い頃は先輩が「自分のクローンがもう一人ほしい」と言ってるのを良くききました。
単純に業務量が多く忙しいのもあったかもしれませんが、本当はもっと重要な業務に専念できればより良いものを作れるという考えもあったかもしれないと、最近思い始めたので大変共感しました。
最後に
AWSに自信がある人以外は最初は基礎コースでも十分良い勉強になると思います。
概要は知れるので、そこから興味がある部分は自分で掘り下げて調べていくのも一つの手だと思います。
3時間半はあっという間でした(笑)
自分は手を動かすのが好きなタイプなので3時間も話を聞くだけでは苦痛ではないかと参加前に懸念していましたが、全くそんなことはなく杞憂に終わりました。
オンデマンド配信もあるらしいので、今回参加しなかったコース以外のセッションも見てみたいですし、次回似たようなイベントがあった場合は少し上のコースに参加したいと思ってます。
以上になります。