2019.11.28
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「ものごとは秩序だった状態から無秩序な状態へと変化していく」という意味でエントロピー増大則という言葉を使ってみましたが、正確には誤用です。ただかっこつけたかっただけです。以下、エントロピーという言葉を「乱雑さ」という意味で使います。
どうも!今年の4月に入社したわいです。
ブログを書くことから逃げ続けていたのですが、向き合います。
しかも、テクログ!!!
今回は粋なタイトル通り、ソースコードのエントロピー増大について書いてみたいと思います。
仕様追加や変更などで、ソースコードのエントロピーはどうしても増大します。
ここで、このエントロピー増大を少しでも小さくする方法をプログラミング歴1年未満の青二才が提案します。(※あてになりません)
それは、「人間が読んで、自然な処理の流れになっているか」を意識してコーディングを行うというものです。
「自然な」というのがすごい抽象的ですが、処理を上から順に言葉にしていき、それらを?げたときに不自然でないかということです。
これができていると、次に読む人に与える誤解が少なくなり、コーディングの意図も伝わりやすくなると思います。
つまり、ある人がそのソースコードに何か処理を追加しようとしたとき、「この処理を追加するには、ここ(この行)しかないな」と誘導できるようなコードを書くことができればGOODです。
これができると、追加や変更を加えてもソースコードがそこまで複雑にならない、つまりエントロピーの増大を小さくすることができると思います。
具体的には、いろいろあると思いますが、とりあえず変数のスコープ(ソースコード上で見える範囲)をなるべく小さくするように心掛けると良いと思います。
変数のスコープを小さくすると、次の開発者の変更箇所を限定できます。
また、スコープを小さくするために、適度に関数化することで、処理の流れの見通しが良くなります。
ただ、なんでもかんでも関数にまとめるのではなく、処理のフェーズ(深さ)を意識して、適度に関数に分ける必要があります。
このように偏った意見(特に、具体例)でしたが、新卒プログラマーということで許してください。
他にみなさんがコーディングの際に意識していることがあったら、是非教えてください!!
以上、わいでした。
健闘を祈る!!