2013.01.23
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スタッフブログ
TECHNICAL
テクログ
プロジェクトが終わったら、KPTの実施をしてみてはいかがでしょうか。
KPTで簡単に、そのプロジェクトを振り返ることができます。”ケプト”と読むようです。
KPTの各文字は、それぞれ、以下の略です。
K … Keep (良かったこと、続けるべきこと)
P … Problem (悪かったこと、改善すべきこと)
T … Try (やるべきこと、やってみたいこと)
以下、例です。
まず K と P を考えます。
K(eep):
* ユニットテストを書いた
* ドキュメントを書いた
P(roblem):
* コーディング規約が浸透しなかった
* ユニットテストを書いた時期が遅かった
K と P を踏まえて T を考えます。K と P に全く関係ない内容もOKでしょう。
T(ry):
* ユニットテストの実行やドキュメントの生成を自動化する
* コードレビューを行いコーディング規約を浸透させる
* ユニットテストは機能実装時に一緒に書く
こんな感じで、プロジェクトを客観的に振り返り、次回への改善策を探ります。
プロジェクトの在り方を考えることが目的なので、特定の誰かに対して云々はやめましょう。
メンバー間のみでなく、社員全員が見れる場所に書き残すと良いでしょう。
反省会と称した飲み会はどうしても主観性が表に出てしまい、いつの間にか愚痴会や慣れ合いの場に成り下がってしまうリスクを伴います。
意識的にそうしているならともかく、無意識にそうなってしまったら、次回のプロジェクトは良くなるどころか悪くなるかもしれません。
KPTで、客観的に反省してみてはいかがでしょうか。
以上です。