お初にお目にかかります。

この度、初めてのブログ記事の投稿と言うことで緊張しております。

初めての記事ということで何はともあれ書きやすい話題がいいだろうと考え、趣味の映画鑑賞を活かすことにしました。

最近観たアクション映画「フォールガイ」をおすすめようと思います。

映画「フォールガイ」あらすじ

『大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。』

映画.com

映画「フォールガイ」の魅力

映画.comからあらすじを引用しましたが、これだけ見るとなにやら硬派で正統派なアクションものに見えてしまいますね。

実際の雰囲気は少し違っていて、巻き込まれ型サスペンスを軸にロマンティックコメディ要素を盛り込みつつメタなネタを随所に散りばめたアクションもの……といった感じです。

一直線でわかりやすいストーリーではないという点は押さえておいた方がいいかもしれません。
いや、一応通して観ればどんな陰謀でどんな事件だったのか概略はちゃんと把握できる作りではあるのですが、その語り口がひねくれているので、観る人によっては「何か思ってたのと違う……」「この映画、妙に足踏みしてない？？」と拒否反応が出てしまうかもしれないです。

ただ、この映画の魅力はまさにその点にあり！

この映画の主役はスタントマン、いわば裏方です。

主人公含め、「斜に構えた姿勢で世の中を見て周りのことを腐しているけど、本当は誰よりも純粋で心の中に大切な何かを抱えている」というナイスガイしか出てこないのですが、この熱い思いが映画の語り口とも完全シンクロして、観終わった後には言い知れぬ多幸感を味わえます。

華のあるスーパーヒーローがスカッと解決する……というわけではなく、普段裏方やっている一般人が泥臭く3歩進んで2歩下がりながら根性と頑張りでどうにかする。

こういったストーリーテリングでしか味わえないじんわりとした感動、「いい映画観れたなぁ！」という感慨を味わえます。

制作会社と監督の名前を覚えてね

この映画の製作会社は「87ノース・プロダクション」、監督の名前は「デヴィット・リーチ」です。

「87ノース・プロダクション」は元々「87イレブン」というアクションコーディネート会社を前身としており、監督はその会社の元スタントマン。

つまり、根っからのスタントマン組織が作り上げた映画がこの「フォールガイ」なのです！

当然、アクションレベルも世界最高峰！

スタントマングループがついにスタントマンを主役にした映画を撮ったという点でも、この「フォールガイ」は激熱……！

「87ノースプロダクションが映画を作ったよ」「デヴィット・リーチが映画を作ったよ」というだけでもう絶対にある程度の面白さは保証されているので、久々にアクション系の洋画を観たいなぁと思っている方はぜひフォールガイを観ていただき、できれば彼らの過去作まで遡って鑑賞してほしいです。

個人的には「アトミック・ブロンド」なんかもおすすめですよ！

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というわけで、初記事でした！

映画のおすすめ記事を書くのは楽しいですね……！　また次の機会にはそのときやっているおすすめ映画をご紹介したいです～。