2025.03.27
STAFF BLOG
スタッフブログ
NOTE
雑記

どうしてこうなった
某ボードゲームにて、「本屋に行ってお互いに本をプレゼントしあう」という会をしなければならなくなりました。
一番近い大きい本屋さんまで実際に行き、入り口で30分後に進捗報告・1時間後に再集合を約束して、散ッ!
いざ、選定!
今回のおおまかなレギュレーションはこちら
- ・3,000円くらい(高価になり過ぎない程度の超過はOK)
- ・複数冊選んでもよい(あまり多すぎてもなので2~3冊まで)
- ・受け取る側へのおおまかなヒアリング、リクエストは任意
リクエスト・ヒアリングの結果は
- ・図鑑なら植物より動物の方がいい
- ・文章がメインの方がいい
まぁやや強引なヒアリング(編み物本とか送ったら作ってくれる?絵本でもいい?等)はしましたが、どれでもいいよと言っていた相手から傾向を多少なりと聞き出せたのは良しとしましょう。
とはいえ、普段どういう系統を好むのかは全く分からず。スタート時、別の友人にどうしよう…と溢したところ、
「猫が書いてあれば何でも喜ぶと思うよ!」
ほんと…???????
まぁその日も猫柄スカート履いてたし…ということで、猫が表紙に書いてある or 猫が活躍する内容の本を探すことに。
いや、猫が活躍する内容の本なんて『三毛猫ホームズ』しか知らないんですが。
~30分経過~
「進捗:あと30分後に間に合うんか?」
これ本当にそのまま送りました。自分だけかと思ったら意外とみんな全然決まっておらず。まぁそうなるよね。
制限時間1時間は変わらずなので急ぎます。
買いたい本は猫関連ともう一冊、動物図鑑的な何か。
せっかくヒアリングしたのと、友人達が結構真面目な本が多そうな気配を察知したのでちょっと変なものをプレゼントしたかったのです。猫関連で文章を担保するつもりなので、もう一冊遊んでも許してくれるでしょう。
発表会
1時間で無事みんな集合します。
各々悩んでいたみたいなのでどういう方向に帰結したのか気になります。
友人宅でテーブルを囲み、プレゼント用に包装された本を手元に出して微妙にソワソワしながら発表会スタート。
どういう思いで選んだのか、書店で探している時のエピソードなど語りながら手渡して開けてもらいます。
私が選んだのは下記2冊。
- ・猫が題材になった短編集(もちろん赤川次郎先生も入っていた)
- ・クジラとイルカの雑学集(イラストがメインっぽい)
前述の猫に加え、今度大きい水族館に一緒に行こうという話が出ていたので海洋生物系の本にして、その時に読んだ内容を語って貰おうという寸法です。あとイラストがかわいい。
逆にプレゼントされた本は2冊。
- ・慣用句でしか存在しない架空の物を仕入れた設定で商品説明をしている本
- ・百人一首の漫画本
ファンタジーが好きで、分厚い小説は苦手というリクエストからこんなに面白くてどストライクの本が出てくるのか!!(大興奮)
その他の友人間では、歌詞集・美術館がたくさん紹介されている本・最近自身で読んで面白かった本・駅弁一覧の本などが選ばれていました。
それぞれ選んだ基準も面白くてバラエティ豊かでした。
最高だったポイント
一番わかりやすく良いポイントは「自分で買わない本を貰ったこと」なのですが、個人的には「友人がどういう物を喜んでくれるか、驚いてくれるかを想像しながら書店を歩く体験」「どういう思いでその本を選んだのか聞きながらプレゼントされる体験」が非常に楽しかったです。
誕生日プレゼントを渡す時に何故それを選んだのか話すのに近い感覚ですが、『本』という共通点を持ってみんなで一斉に時間制限を持って選んだのがゲーム感もプラスされてなんだかちょっと違う気持ちになりました。
『本』に限らず色んなものでもできると思うので、気が置けるご友人は勿論、会社のメンバーとやるのも面白そうですね。