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雑記

2025.03.13

できれば毎週、水曜日。

雑記

 はじめまして。初の投稿となりますが、いきなり本題に入るタイプのブログで参ります。

 映画が好きです。

 お部屋で観るのもよいですが、できれば映画館で観たいタイプです。

 映画館で観るとなると、いちばんに立ちはだかる壁が「上映日時」です。当然ではございますが、映画館には上映スケジュールというものが存在しており、それに従ってチケットを押さえ、時間通りに劇場へ向かわなければなりません。近年、それを不便に感じて映画館へは行かない、動画配信サービスに入るのを待って自宅で好きな時間に観る、という方も多いと聞きますが、わたくしはその不便さがあってもなお、できるだけ映画館で鑑賞することを選びたいと考えています。

 ここで、わたくしが最近観た「映画館で観てよかった!と思う映画3選」をご紹介いたします。

◆劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK 4DX

https://shingeki.tv/movie_final/

 2013年に日本での導入が始まって以来、すっかり一般に定着してきた4DX。まさに「映画館でしか味わえない映画体験!」を底上げしてくれたな、と思います。目の前の映像とリンクした振動、風、香り……。映画に没入させようとする気概がびりびり伝わるシステムです。

 『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』は、TVアニメシリーズのThe Final Season完結編・前編&後編を劇場上映用に再構築したもの。今回紹介するのはその4DX版です。

 内容が内容なだけに(ご覧になっていない方でもなんとなーく「進撃の巨人だしな……」でイメージしてみてください)、血飛沫が容赦なく水で浴びせられてビッシャビシャになったらどうしよう、と思っていましたが幸か不幸かそういうことはありませんでした……。

 一方、立体機動装置で宙を舞うシーンはことごとく椅子が揺れていて風を感じる仕様となっており、自分も縦横無尽に空を駆けている気持ちになれました。けれども、仲間が戦いの末に命を散らす、という感動的なシーンでも激しい動きが続くので「ここのシーンもっとしっかり泣かせてほしいのに!!椅子につかまっているのが精一杯で泣けない!!」となってしまい、画面の中の動きと自分の動きが連動していることで没入感が削がれるパターンもあるのだな、と新しい発見をしました。

 なお、4DXの構造上、香りの演出は1本の映画につき一種類だけだということなのですが、本作ではどの部分に香りの演出がされていたのか……?本編をご覧になって想像してみてください。

◆トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

 九龍城砦、という場所があったことをご存じですか?香港にあった、複雑な歴史と構造を併せ持つ巨大なスラム街のことです。

 かくいう私も、その存在を知ったころにはとうに実物は取り壊されたあとでしたから、古い写真や映像でしか見たことはないのですが、あの秩序と無秩序が絶妙なバランスで密集している建物群にティーンのころから妙な魅力を感じていました。

 本作はその九龍城砦を舞台にしたアクション映画です。複雑で広大な九龍城砦を驚くべき精巧なセットで再現しています。ストーリーはシンプル、というか、複雑ではないので見やすいですし、複雑ではないけれど爽快感と哀愁が同居している絶妙な内容です。

 そのストーリーを背骨にしてつくりだされている見どころが、派手なアクション!そんな動きできるか!?と思いつつも、そんな物理的な整合性とかどうでもいいわカッコいいわ、というケンカシーンがばんばん出てきます(戦闘シーンと呼ぶよりケンカシーンと呼ぶ方がしっくりくる感じなんです)。そして、いろんなタイプの「いい男」が出てきます。龍兄貴は別格として、私のイチオシは「信一」です。顔が良い。

◆アーサーズ・ウィスキー

https://arthurswhisky.jp/

 ここまで2本「臨場感や迫力を味わう」という観点で映画館での鑑賞をおすすめする、という映画を紹介して参りましたが、3本目は少々違う方向性の作品をピックアップいたします。

 主人公の女性は、落雷による事故で長年連れ添った夫・アーサーを突然亡くしてしまいます。アーサーは実はアマチュア発明家で、亡くなる直前に「飲むと若返ることのできるウイスキー」の発明に成功していました。それを飲んで若返った主人公とその友人たちがおおはしゃぎ!というあらすじで、妙齢の女性三人がパワフルに駆けまわる、笑いあり涙ありの人間ドラマです。

 ストーリーも映像の雰囲気も、大きなシネコンで観るよりは小規模でちょっと古めかしい椅子の小劇場で観るのがぴったり、という1本です(まさしくそういう映画館で観ました)。

 しかしながらこの映画、いちばんなのは「自分もウィスキーを飲みながら観る」に違いないとこっそり思っており、動画配信サービスに入ったら自宅でそれを実行しちゃおうと目論んでいます。


 さて、以上3本の映画を紹介して参りましたが、年間何本もの映画を観るとなるとそれなりにお金がかかります。4DXは通常のチケット代にプラスして特別料金がかかりますし、ほぼ映画館でしか買うことのないキャラメルポップコーンも食べたい。加えて、わたくしは気に入った映画を何度も映画館に観に行くタイプです(トワイライト・ウォリアーズは現時点で3回観ました)。となると、割引を受けたりサービスデーに観に行ったりしたいものです。

 ここで、冒頭で話題にした「上映日時」が壁として立ちはだかってくるわけです。この壁を乗り越える非常に有難い制度が我が社にはあります。「週に1回まで申請できる時差出勤制度」です。この制度があるおかげで「サービスデーの19時10分上映開始」に間に合う!という喜びを何度味わったことか……。そういえばなんで映画館のサービスデーってだいたい水曜日なんでしょうね……。

 これからもいい映画をたくさん観て、その映画から受け取った刺激と活力でお仕事をがんばろうと思います。

 では、今から『ウィキッド』を観てきます。

この記事を書いた人

こんさち

入社年2024年

出身地愛知県

業務内容ライティング、ディレクション

特技・趣味特技は「毎晩みた夢を覚えていること」、趣味は読書・映画・観劇などです。

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