ここ3,4か月ほど、家事の最中や移動中に怪談を聞くことにハマっています。
怪談といっても、霊的なものだけではなくヒトコワや都市伝説的なものも含めて聞いています。

自分自身、過去に霊的体験をしたことは一度もなく、
心霊スポットはおろか心霊を題材にした作品の視聴なんかも極力避けてきました。

そんな私がなぜ最近怪談を聞くことにハマっているのでしょうか…。

一説によると、
霊的な感性が強まると自らそういったコンテンツに吸い寄せられるように興味を示すようになるのだとか…。

こわい。

こわいので娘の話をします。

娘はもうすぐ2歳になるのですが、私に似てそこそこの人見知りをします。
大人も子どもも関係なく人見知りします。

ただ、なぜか知らないおじいちゃんおばあちゃんに対しては人見知りというより怖がります。
横を通り過ぎようとすると立ったまま縮こまって顔も強張り下を向いてじっとしてしまいます。
「こわーーい泣」と言いながら抱きついてきます。

申し訳ないけどその姿はかわいいです。

まあ、どんな姿も表情もかわいいんですけどね。

先日家の近所にあるリサイクルショップへ行ったとき、
いつものように商品を見ているとふと娘を見失いました。

すぐに見つけられたのですが、なにやら柱の壁を少し離れたところからじっと見つめていました。
小さな虫がいるのか面白い形のシミでもあるのかなと思っていたら、
徐々に縮こまってきて顔を強張らせ下を向き始めました。

「こわーーい泣」

抱きついてきました。

なんだよー、ただの壁じゃーん。