2021.08.03
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NOTE
雑記
こんにちは!
『夏休みを本を読みなさい』『読書の夏!』と、
小学生の時によく聞かされていた言葉でしたが、
みなさんはこの夏 読書をされていますでしょうか?
後輩が、昼休み中に小説を読んでいることに影響を受けたのか、
最近僕も 読書が習慣づいてきました。
中でも、映画『告白』などの原作者である『湊かなえ』さんの作品にどっぷりハマってしまい、
その面白さをぜひ共有したく、
この場でランキング形式で紹介させて頂きたいと思います。
ちなみにジャンルはミステリーが主ですが、
『イヤミス』という、読んだあとにイヤ~な気分になるものが多く、
湊かなえさん独特の雰囲気がとても癖になってしまいました(←たぶん性格が歪んでいる)
☆オススメランキング☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
5位:『ポイズンドーター・ホーリーマザー』
6話からなる短編集ですが、1話1話のクオリティが非常に高く、読み応えがあります。
人間なら誰もが共感してしまう『人の心の闇』を考えさせられる作品です。
ちなみに6話のうち一番オススメなのは『ベストフレンド』という話です。
4位:『少女』
『因果応報』がテーマの作品。
読み終わった後、
「知らない間に、自分は誰かを貶めている、
そんな自分にもいつか罰が訪れるのではないか?」
と恐怖心に駆られてしまいました。
3位:『リバース』
湊かなえさんには珍しく、男性が主人公の作品。
最後の1ページで大どんでん返しがあり、
個人的に最も、『イヤミス』な作品でした。
2位:『花の鎖』
1位にするか迷ったくらい、オススメの作品です。
序盤に散りばめられた伏線が、後半で徐々に集約していき、
「そういうことだったのか!」と、どんどん読み進めてしまいました。
解説にもありますが、『告白』が湊かなえさんの「黒」の代表作であれば、
『花の鎖』は湊かなえさんの「白」の代表作です。
1位:『豆の上で眠る』
仲の良かった姉が突然失踪してしまい、
数年後に無事保護されました。
ただ主人公の妹は、以前の姉とは何かが違うことに違和感を覚えます。
その「何か」が後半に明かされるミステリー。
1位にした理由は、物語の面白さだけでなく、
最後の1ページで妹が問いかけた一文に、とても考えさせられたためです。
以上、ランキングでした。
独断で選抜してしまいましたが、
興味のある方がいれば、ぜひ上記ランキングを参考に
読んでみて頂けると嬉しいです。