2020.03.27
STAFF BLOG
スタッフブログ
NOTE
雑記

とくに生け花やお茶を習っているわけでもなく、セレブでもありませんが
年齢を重ねるにつれ、着物に対する憧れが強まってしまい
普段着として気軽に着物を着られるようになりたい!という夢を叶えるため
今年に入ってから着付け教室に通い始めました。
なぜ着物にこんなに惹かれるんだろうとよくよく考えてみると
幼少時から好きでよく観ていた時代劇の影響が大きいような。
時代物作品にありがちな勧善懲悪の人情溢れるストーリー展開や
殺陣のシーン、役者の存在感等々魅力は沢山ありますが、
一番熱心に観ていたのは役者さんが着ている”着物”。
着物には四季やTPOに合わせた格や柄デザイン、色や素材があり、
柄そのものにも深い意味があって
とにかく組み合わせは無限と思えるほど奥が深いので、
歴史を学ぶだけでも相当面白いです。
また、着物だけではなく、着物を着た人たちの
所作の美しさにも日本の美が滲み出る不思議。
- 襖を開けるとき、閉めるとき
- お茶をたてるとき
- 人とすれ違うとき
- 雨のなか急いで歩くとき
- 座るとき
日常のなんでもない動作ですが、着物を着るだけでガラリと変わり
風情と人間の色気のようなものがプラスされる気がします。
洋服のほうが圧倒的に手軽で便利ですし身体もラクなのですが
着物を着ると、なぜかすごくしっくりと馴染んで
ずっと着ていたくなるのは、これこそ日本人のDNAなのでは…と感じます。
会社のメンバー全員が和服姿で仕事していたら、すごく赴きがあって
面白いだろうなぁと ひとり妄想してニヤニヤ。
教室ではまず基礎となる10月~5月に着る袷の着物と
二重太鼓の帯結びの着付け練習からスタートしました。
ようやく自力でなんとか着られるようにはなりましたが、
工程が多くてなかなか覚えきれません。
時間がかかりすぎるうえ、まだまだ仕上がりが甘いので
もっと短時間で美しく着られるように鍛錬を積もうと思います。
ちょうど、今は思うように外出できない非常事態ですので
状況が落ち着くまで しばらく教室に通うのをお休みしています。
そんなわけですので、自宅の和室に籠って、ひたすら着付けの自主練習に勤しみます。
こういう時はインドア派も悪くありません。
あ~着物って楽しい♪