2020.06.16
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NOTE
雑記
「尼子経久」
尼子家の当主で最盛期を築いた武将で、地位を追われているところから復権、
主家から独立し下剋上を成し遂げ、戦国大名へと成り上がった武将です。
権謀術数に長けており、梟雄の梁山泊と言える中国地方において、毛利元就、
宇喜多直家らと共に中国の三大謀将と称されます。
また、最盛期の絶大な影響力から十一ヶ国太守、知略を駆使して尼子家を大大名
へとのし上げたところから謀聖とまで言われます。
謀には「計画をたてる。あれこれと方法手段を考える。はかりごと。」
聖には「知徳にすぐれ、尊敬される人。」という意味があり、
謀聖という字面もかっこいいです。
さて、そんな謀聖にはもう一つあだ名がありました、
それは「天性無欲正直の人」というもの
経久は自分の持ち物を褒めた家臣に対して、その持ち物がどんなに高価な物でも
渡してしまう人物だったそうです。
少し褒めるだけでどんなものでも渡してくるので、家臣は気を使い褒めないよう
にしていたようですが、ある日、「これはさすがに大丈夫だろう」
と庭に植えてあった木の枝ぶりを褒めたところ、経久はその場で掘り起こして
渡そうとしてきました。
家臣は慌てて止めてましたが、経久はそれでも諦めず、後日その木を切って
薪にして渡してしまいました。
枝を褒められて薪を渡しちゃうwww
木じゃないんだw薪なんだwww