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雑記

2024.02.02

ボルダリング × IT

雑記

はじめに

私はこんなに開脚できない

こんにちは。週1ボルダーの烏龍茶です。

ボルダリングといえば、某テレビ番組で楢崎智亜選手が高さ108mの通天閣を完登するチャレンジで話題になりました。
東京五輪の新競技で注目を浴びて以来、都内にあるボルダリングジムはどこも活気が出ています。
仕事終わりのサラリーマンや女子会、部活、サークル、筋トレ、趣味、子供の習い事等で親しまれるようになりました。

私も入社して半年目、デスクワークで身体を動かさない時間が続くので
身体を動かす趣味を考えていた矢先、このスポーツに出会いすっかり惚れ込んでしまいました。

ボルダリングを始めて3年、
いつもと違うボルダリングジムに行ってみたり、プロの大会を観戦したり、コンペに参加したりする中で
ボルダリングというスポーツは色々な場面で情報技術が使われているなと思い
情報技術者の身として今回は「ボルダリング × IT」という記事にしてみました。

本記事では3つご紹介していきたいと思います。

そもそもボルダリングってどんなスポーツ?

そもそもボルダリングってどんなスポーツなのか説明します。

3mから5m程度の高さの壁を自分の身体だけで登ります。
室内だとカラフルなホールド(手や足をかける突起)のついた人口壁を登るのが一般的です。

クライミングウォールには大小さまざまなカラフルなホールド(突起物)がついています。
ボルダリングジムによって多少ルールは違いますが
ホールドのそばにはテープがはられていて、このテープを目印にして
同じ色のホールドのみをつかって一つの課題(コース)をスタートからゴールまでを目指します。
ゴールのホールドを両手でつかめたら完登です。

形や大きさ、持ち方が多種多様なホールドの組み合わせで課題がたくさん構成されています。
様々な傾斜の壁に課題が設定されていて、
ホールドのつかみ方や身体の向き、スムーズな重心移動を工夫しなから進んでいく過程は
まるでゲームの様であり、それがクライミングのおもしろさのひとつです。

身体の向き、大事。

ボルダリングでは、課題に取り組む前に、オブザベーションをします。
オブザベーションとは英語では観察という意味があり、
課題をしっかり見てあらかじめ情報を取り入れることです。
あらかじめ、課題を把握しておくと、ルートが前もって分かるため
つまづきを減らすことが可能になります。

今回の記事でもこのオブザベーションに関する情報技術も紹介します。

OnlineObservation

https://onlineobservation.com/

Webサイト上で3Dスキャンされた課題を閲覧することができるサービスです。

実際に、公式の大会でも解説時に使われていて、
TV中継などの放映時や、観客席や解説席などで
距離や角度が悪い環境でオブザベーションをすることができます。

さまざまな角度から撮影するフォトグラメトリーという技法を使い
スマホ1台で何枚も同じ課題の写真を取り
3DCGソフトでオブジェクトを作ってるそうです。

3D、VR、ARコンテンツを公開、共有、売買するためのプラットフォーム「Sketchfab」に
オブジェクトをアップロードし、このSketchfabの3Dビューアーで
サイト自体に組み込んでいる仕組みになっていると思います。

https://sketchfab.com/

本来なら、ここでもリンク貼って再現したかったのですが制限が掛かっていました。

Satellite

satellite

https://www.satelliteclimbing.com/satelliteapp_jp.html

加盟しているすべてのクライミングジムの現在設定されている課題を写真で閲覧できるアプリです。
クライミングジムによりますが、課題を定期的に替えるため、その都度アプリも更新されていきます。

私はボルダリングジムに到着する前に
事前にオブザベーションする際に使います。

他にも、ボルダリングジムの検索やその課題の完登記録、
関東有数のボルダリングジムRockey系列店ではそのアプリ自体が会員証になります。

普段行けない遠くのジムの課題をチェックするのも楽しいです。

似たようなアプリで
vertical-lifeがあります。

https://www.vertical-life.info/

↑こちらはB-pump系列店で使います。

MoonBoard

Moonboard

ムーンボード(MoonBoard)は、幅2.44m、高さ3.15mの大きさで130度の傾斜のクライミングウォールです。
クリンプ、ピンチ、スロープ、ポケットなどのスクールホールドと呼ばれているホールドが、
縦18列、横11列の決められた箇所に決められた角度でつけられています。
世界中で同じ規格の壁になっているので、世界中どこにあっても同じ課題に挑戦することが可能となっています。

専用のアプリがあり、そのアプリで世界中のクライマーが考えた課題を公開できる仕組みになっています。

https://www.moonboard.com/moonboard-app

MoonBoard LEDシステムが搭載されているムーンボードの場合は、
MoonBoardアプリと連動して選択した課題のLEDライトが光り、課題のルートがわかるようになります。

関東のボルダリングジムでは
水道橋のスポドリや新越谷のBe Born、
茨城県鹿嶋市のアオロク等に置いてあります。

個人的に欧米の方々が作った課題は身長差、腕の長さが違いすぎて登れないです
いつしか自宅にに置きたいです

終わりに

いかがでしたか
ボルダリングは情報技術との結びつきが多いんだなと感じました。

最近は室内だけではなく外岩で登ることが多くなりました。
しかし、まだ外岩に対する便利なツールはありません。
外岩用の課題(通称、トポ)専用のツールがあったらいいなと思っています。

以上色々と説明しましたが、勿論ツールがなくてもボルダリングは楽しめます。
皆さんも是非ボルダリングジムへ足を運んでみてください。

この記事を書いた人

烏龍茶

入社年2021年

出身地千葉

業務内容Web開発

特技・趣味 Bouldering / Alpine Climbing / 温泉 / ルービックキューブ / テニス / ゴルフ / ピアノ

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