2018.08.22
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マスオです。
Aurora Serverless MySQL の一般利用が開始
※画像も上記から引用
以前のAWSイベントで発表され限定プレビューだったサーバレス版について
このほど遂に一般利用が解禁となりました!
東京リージョンでも利用可能となったので早速さわってみたのですが、
現状での制限が与えた影響などを書いていきたいと思います。
- パブリックアクセスができない
- 通常はパブリックアクセスするしないを選べますが、そもそも設定できない
- ローカル環境からつながらない!とか言われたので EC2 からつなぐようにしてもらった
- レプリカ機能がない
- アプリからのDB接続を Writer/Reader に分散しているが、エンドポイントが一つになる
- 分散していない環境から試し始めた
- インスタンス型からサーバレス型に切り替えるにはスナップショット経由のみ
- 作成に結構かかった。2~3時間くらい
- テスト環境とかから試し始めた。本番を切り替える場合どうしようかな。
- 暗号化が必須
- 特に影響なかった
- 「すぐに適用」機能がコンソール上から使えない
- クラスター名の変更などメンテナンスウィンドウで変更となる
- CLI からのみ対応可能
- 取り急ぎ再作成とかした
- んで、メンテナンスウィンドウもコンソール上から変更できない
- サポートに聞いたらバックアップウィンドウと共に変更不可との事
- 適応するしかないか
サクッと試しただけでも色々と出ました。
現状では ACU に上限がありますし、スケールアウト用のレプリカ機能もないので
オートスケール感度によっては本番に適用するのは難しい環境もありそうです。
ただ、用途や制限を踏まえてマッチする環境であれば
積極的にサーバレス版に切り替えていくべきアップデートかと感じました!
皆さんもサーバレス推進するために本機能をガンガン使っていきましょー。
それでは、また。