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2018.06.20

料理の写真を美味しそうに補正するコツ

テクログdesign

こんにちは。

頑張ったコーポレートサイトが無事リニューアルできて嬉しいデザイナーのキャンベルです。

????????????????よろしくお願いいたします。

今回は、料理の写真を美味しそうに補正するテクニックについて書いてみます。

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コチラが元画像。

牛フィレ肉のコトレッタ(カツレツ)赤ワインのソース。

昨年のクリスマスディナーのコースの中の一品です。

サンタが来ない大人クリスマスの楽しみといえば

プロの料理を堪能することがメインになってしまいますね。

さて、この写真をもっと美味しそうに見えるように補正してみましょう♪

まず、料理の写真で大事なのが明度と彩度です。

料理は見ただけで「わ~美味しそう!」と思わせたもの勝ちだと思うので

美しく見える明るさと鮮やかさに整えてあげます。

レベル補正で少し明るくしました。

若干、トマトの色がわざとらしい赤になってしまった感があるので、

気持ち彩度を下げて自然な色に修正。

次に、被写体のメインがどこにあるか、というのを考えます。

料理や細かいものの写真は、最も見せたい部分をクリアに描写して

その他のエリアはボカすと、とても雰囲気が良くなります。

この料理の最も見せたい部分は…

このへん!(赤でない部分)

このクリアに見せたい部分にシャープをかけ、

逆に見せなくて良い奥の部分をボカシます。

すると、こんな感じでグッと奥行きのある写真に。

ルッコラの葉がシャキッと見えるようになり、カツレツの衣がサックサクな感じを

意識してあげると、質感が際立ってイイ感じになるんです。

あとは、ルッコラの葉の彩度を少しだけ上げて新鮮さをアピールし…

全体的に温かみのあるトーンに整えて

完成です!

比較してみると、差がおわかりいただけるかと思います。

ウソをつくのではなく、より被写体の魅力を引き出すのが写真補正です。

最近は補正に関してはアプリで簡単になかなかのクオリティーで出来てしまいますし、

デザイナー泣かせの便利な世の中になりましたが

なんだかんだで写真の良し悪しを決定付けるのは構図だったりします。

構図については、きっちりとした正解理論があるにはありますが、

写真を撮る一瞬でそれを判断してフレームに収めるには、理論だけではない

感覚とセンスが必要になります。

これを鍛えるには、とにかく良い作品を見まくること。

脳みそと視覚に焼き付けていくと、バランス感覚が鍛えられていく気がします。

スマホのカメラが優秀なせいで、すっかり出番をなくして

インテリアの一部と化している、重くて嵩張るデジ一眼を横目に見ながら

たまには一緒にフラッと出かけてのんびり撮影したいなぁと思ったりする今日この頃でした。

この記事を書いた人

キャンベル

入社年2016年

出身地東京都

業務内容デザイン

特技・趣味"特技:イラスト制作と餃子作り 趣味:ハイヒール集め・インテリア・掃除・映画・観劇"

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