2023.02.09
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REVIEW
レビュー
映画「ラーゲリより愛を込めて」を鑑賞してから原作に興味を持ち、「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を読みました。
第二次世界大戦時に強制収容所で亡くなってしまった山本幡男。強制収容所で山本幡男と知り合い慕う仲間がソ連の厳しい荷物検査を突破して遺族に遺書を届ける実話ベースの物語でノンフィクション作品。
文章にするとさらっと書いてある事が期間のある残酷な内容だったり、その時代が反映されていたりするので安易に先に読み進める事を躊躇させられました。
また、1人だけにスポットがあたっておらず様々な人が登場し、 その人間が何者という事も書かれていたり、 収容所の移動、地名、 年、期間と諸々とあるので情報過多で難しくさえ感じる作品でした。
映画「ラーゲリより愛を込めて 」は書籍のダイジェスト版内容にはどうしてもなってしまいますが、どちらの作品も感慨深い作品なのでおすすめです。