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2025.05.02

伝え方って大事だよね、って話

雑記

入社して3年経つのに初投稿です。たぬたぬこです。

最近「生成AIを使って、お洒落なInstagram投稿用画像を効率良く作ろう!」的な講座に参加してきたので、そこで学んだことを自分なりの言葉で書いてみようと思います。

そもそも生成AIって何者なのか

生成AI(Generative AI)とは、人間のように文章や画像、音声等を生成する人工知能のこと

ChatGPT


生成AIの筆頭とも言えるChatGPT曰く、定義はこのようになっています。

文章を考えてもらったり、アイディアを出してもらったりと活用している方も多いと思います。

ですが便利な反面、このような経験をされている方もいるのではないでしょうか?


「思ってた回答となんか違う」



私は職種柄書きたい処理のサンプルコードを出力してもらうことが多いのですが、しょっちゅうこの状況です。

「AIだって完璧じゃないししょうがないか」と泣く泣く微調整や追加の質問を繰り返して、欲しい回答に近づけていくものの時間はかかるし正直面倒臭いですよね。

そんな状況を改善してくれるのが「プロンプト」になります。



プロンプトとは

AIに対して伝える「指示文」のこと。

普段生成AIを仕様する際に「~な文章を作成して」「◯◯に対するアイディア出来るだけ出して」と入力すると思うのですが、これら全てがプロンプトに該当します。


なんとこのプロンプトを工夫することで、出力結果の質が大きく変わるらしい。





プロンプトの内容によってどれくらい出力結果に差が出るのか

2種類のプロンプトを用意し、「犬」について説明して欲しいとChatGPTに依頼してみました。

漠然としたプロンプトの場合

「犬について教えて」

 →出力結果(抜粋)

 「犬は哺乳類で、人間と長い歴史を持つ動物です。多くの家庭でペットとして飼われています。」


具体的なプロンプトの場合

「小学生にもわかるように、犬の特徴を3つ教えて。簡単な言葉で説明して。」

 →出力結果(抜粋)

 「犬は人になつくどうぶつです。耳がよくて、小さな音も聞こえます。かしこくて、いろいろなことをおぼえられます。」



短い簡単なプロンプトでも違いは一目瞭然です。

伝え方を工夫するだけで、出力結果に具体性や明瞭さを持たせることが可能です。





AIは道具というより話し相手!?

生成AIはとても優秀で業務内外問わず活躍しているツールです。

しかしその力を最大限活用するためにはこちらの「伝え方」が重要であり、丁寧で的確な指示が出せる程目的に沿った出力内容を返してくれます。

こういった部分は人同士のコミュニケーションにも通じる話かもしれません。

私と同じように生成AIを上手く使いこなせていないな、と感じている方も「丁寧にかつ的確にプロンプトを作成すること」を意識して使ってみると使いやすさを感じられるようになるかもしれませんね。


この記事を書いた人

たぬたぬこ

入社年
2022年
出身地
東京都
業務内容
テクニカルサポート
特技・趣味
趣味: サッカー観戦(ガンバ大阪)、舞台観劇、動物を愛でる

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