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雑記

2022.03.04

映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」をみて

雑記

本作はナチス・ドイツの勢力にヨーロッパ中が苛まれる中、首相に就任した「ウィンストン・チャーチル」が絶体絶命と言われたダンケルクの戦いで英軍30万人の救出作戦に至るまでの27日間を描いた映画です。
ウィンストン・チャーチルを演じたのはゲイリー・オールドマン氏。彼はこの作品で第90回アカデミー賞の主演男優賞に輝いた。またメイクアップ賞には日本人の辻一弘氏が受賞したとして国内でも大きな話題となっていました。

ちなみに辻一弘氏は2月21日から公開された「スキャンダル」でもメイクアップ賞を受賞されています。すごい!

映画の冒頭、ヒトラー率いるドイツ軍の侵攻を恐れた英国は何も対策を行わなかったとしてチェンバレン首相の退陣を迫る議会のシーンからはじまります。

ちなみに英国の議場は、超~狭いと有名です。なので議席が圧倒的に足りず立ちながら議会に参加する議員もいます。

これには理由があり、ドイツ軍に爆撃された議会を再建した際にチャーチルが「優れた議論は、軽快にやり取りできる対話スタイル。そのためには小さな議場と、打ち解けた雰囲気が欠かせない」と真摯に対話をさせるためにこのような小さいな議会を作ったという話があります。その伝統は今でも引き継がれいるようです。

確かに狭いほうが議会に参加する全員の顔がよくみえていいですね!

現代でも大きな影響を与えているチャーチルですがこの映画は、実はチャーチルを称賛するだけの物語にはなっていません!この映画の最大のテーマは「独裁者に立ち向かい世界を救ったのは国民の声と勇気」です。

それはこの映画のラストシーンに描かれています。侵攻を進めるドイツとの「和平条約」か「徹底抗戦」か究極の二択を迫られていたチャーチルは地下鉄に乗りこみ一緒に乗車していた国民たちに問います「率直な意見をお聞きしたい、勝ち目はなくても戦うか?それとも敵と手を組むか?」

その問いに英国民たちは言います「いいえ、絶対に降伏してはいけません!」。彼らは非人道的な行為を行うヒトラーに立ち向かうことを選んだのです。

このクライマックスは現状のウクライナ情勢に重なる部分がありました。今でもウクライナの方々は武力を行使して迫りくる相手に戦い続けています。私はそんなウクライナの方々に尊敬の念と支援を続けていきたいと思います。

そして早く平和な世界が戻ってくることを願います。

この記事を書いた人

みっちー

入社年2019年

出身地埼玉県

業務内容SEOディレクター

特技・趣味動画編集、イラスト、音ゲー

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