2020.02.06
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スタッフブログ
NOTE
雑記

どうも!
前回のブログで「エントロピー」という言葉を無理くり使って、物理学徒であることを匂わせ投稿した、わいです!
今回はその伏線を回収させていただきます!
私は、理学部物理学科卒業の生粋の物理学徒です。
なぜ、物理学に興味を持つようになったかというと、
ドラマ「ガリレオ」に憧れて、大好きな柴〇コウさんに近づくため、だとか
高校のときの物理の先生が超絶美人だったから、とか
いろいろと正当な理由はあるのですが、一番は「身近な現象を物理学で説明できる!」と知ったことです。
そのうちの一つを今回はご紹介します。(※教科書にも載っているので、大した内容ではないです)
それは、「なぜ空は青く、夕焼けは赤いのか」です。
太陽の光はさまざまな色の光が混ざり合っています。
そして、光は波の性質を持っています。
色の違いはこの波の山と山の間隔(波長)の違いにより生まれています。
赤い光は波長が長く、青い光は波長が短いです。
そして、地球には大気があります。
太陽の光は、この大気中の気体分子(酸素や窒素)にぶつかって進路を曲げられ、いろいろな方向に「散乱」します。
波長が長い光は、気体分子の間をうまくすり抜けながら、まっすぐ届くのですが、
波長の短い光は、気体分子にぶつかりやすく、すぐ散乱していしまいます。
これらの性質が、空の色に関わっています。
太陽が真上にあるときは、青い光が頭上でたくさん散乱され、空一面に青が広がります。
しかし、太陽が地球の横側にあるとき(朝焼けや夕焼け)は、太陽の光が通過する大気の厚さが大幅に増えます。
そのため、散乱しやすい青い光は途中で失われてしまいます。
そして、散乱しにくい赤い光だけが到達します。
だから、光の出どころである太陽の方角だけぼんやり赤く、空一面が赤く染まることはありません。
なにか一方的に説明しましたが(間違えていたらすみません)、どうですか?おもしろくないですか?
他にもいろいろな現象が物理学で説明できます。
人類のオリジンストーリーも物理学で説明できる日が来るとワクワクしますね。
みなさん自身は、どこに向かっていますか?
以上、わいでした。
健闘を祈る!!