2019
27
11月
プログラマーは部屋の掃除をすると多分ストレス発散になると思う
at CORETECH
こんにちは。パグと申します。
私はかれこれ、10年弱プログラマー、SEという仕事をしています。
最近、自分の仕事と、掃除の因果関係を考えることが多いです。
部屋の掃除をしている時に、炎上案件にアサインされた時と似た感覚を覚えます。
私は正直、家事が好きじゃないです。
もはや嫌いと言ってもいいかもしれないです。
どれくらい好きじゃないかというと、一緒に住んでる人がいなければ、
多分、ほぼやらないと思われます。
子供がいなかったら、きっと洗濯は週1回以上していません。
特に洗濯することにすごいストレスを感じながらしているためです。
けれど、私は掃除が大好きです。
「掃除が好き」とかいうと、よくInstagramに上がっている様な、
キラキラした部屋を想像するかもしれませんが、我が家はあんなにキラキラはしてはいません(笑)。
ただ、床にゴミや物が落ちていなくて、収納棚が整頓されていて、
そこに何が入っているかを把握していて、机に物が置いてない状態の部屋が保たれています。
プログラムに関連する仕事をしている人は、自分の仕事が好きな人が多いと思いますが、
私はとりわけ炎上案件にアサインされた時、アドレナリンが大量に出る感じがしてテンションが上がります。
案件中は辛くて仕方ないのに、その案件が納品された時に、もう一度最初に戻りたい様な不思議な感覚に陥ります。
現在子育て中ということもあり、あまり炎上している案件にアサインされることはないため、穏やかな案件についているのですが、
もう10年以上、炎上案件ばかりにアサインされていたせいか、
子供が生まれてから、仕事でテンションが上がることが、なくなっていました。
それどころか、何かずっと物足りない様な、心に穴があいてしまった様な感覚が続いていました。
そんな毎日を過ごしていたある日、ふと部屋の掃除をもっとしようと思い立ちました。
もともと、そこまですごい見える範囲が汚れていたわけではないのですが、
キッチンの棚から、賞味期限の切れたスープのストックが出てきたことで、
物量を把握していないな、と考えたのです。
まず、リビングにある作り付けの棚から始めました。
全て出して、1段ずつ物を分類していきました。一段ずつ、出す、整理する。いらないものを捨てる。
と繰り返していくと、なんと、棚が2段も空いてしまいました。
不用品が詰め込まれていた状態で、取り出そうとすると、物の上に積んだものが落ちてくるため、
取り出し作業が億劫になっていましたが、上につまず、資料を分類分けし、戻すと、全ての棚に何が入っているかを、把握できる様になりました。
この時、あの炎上案件にアサインされて情報整理した感覚を取り戻したのです。すごい頭がぐるぐる回転している様な、ちょっとした興奮状態です(変態か)。
一つの棚を片付け終わると、リビングに設置されているテレビ台の下や、
リビングに置いている小さなタンスまで片付け始め、
気付くと、12時間以上経過していました。
土曜日、日曜日のそれぞれ6時間ほど、出す、捨てる、しまうで終えたのにもかかわらず、すごいストレスの発散になり、綺麗になった棚を開けるたびに、自分が何かいいものに変わった様な感覚になります。出す、捨てる、しまうで終えたのにもかかわらず、すごいストレスの発散になり、この間捨てたゴミ袋は45Lで5袋以上になりました。この間捨てたゴミ袋は45Lで5袋以上になりました。
この感覚は、そうです。炎上案件を納品した時の感覚に似ています。
あまりに炎上しすぎて、何も終わってない。
何も終わってない故に、環境も、設計資料も、チームワークも何もかもが散らかっている状態・・・。
そういえば、炎上案件にアサインされた時って、
- 棚からものを出す・・・(スケジュールや、資料や、プログラムの状態、チームメンバーの状態を確認し)
- ゴミを捨てる・・・(散らかった機能や、資料や、汚くなっているプログラムを整理、スケジュール的に終わらない機能を判断)
- 棚に戻していく・・・(スケジュール引き直して、関数化したりまとめたり、チームにルールを作ったり)
部屋の掃除と同じようなことをするな〜と思います。
とりあえず、土日の間にリビングを終えたので、来週はキッチン、冷蔵庫かな・・・と。
いやいやクローゼットか。と。考えるだけでテンションが上がってしまいます。
もし、今の会社の作業がとてつもなく安定していて、特に転職する理由もなくて、でも
なにか心に物足りなさを感じていて、なんとなく寂しい気持ちになったり情緒不安定になることが
あるプログラマー(限定的だな)の人は、家の片付けをしてみてください。
すごい勢いで、心に安定感が訪れることでしょう。
ではまた。