15TH ANNIVERSARY TALK
15周年特別企画 社員対談
入社年が同じ同期社員による対談企画。
メディアソリューション事業部 エンジニア Sho(しょう) メディアソリューション事業部 リードエンジニア Sieg(じーく)
2020 年 入社
2020年の主な出来事
- 5Gの商用サービスが開始
- テレワーク・リモートワークの普及
- 企業のDX化が加速
- Apple社によるM1の開発
- 小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還
2020
-
先輩社員がマンツーマンで業務を教え、サポートしてくれる環境。実務を経験しながら覚えていける。
――お二人はエンジニアだと伺っていますが、普段関わりはありますか?
- Sho
- 実はちょうど10日ほど前に自分がメディアソリューション事業部に異動してきて、一緒に働き始めたんです。
- Sieg
- ちなみに僕も8カ月前くらいに今の事業部へ来たところで、それまではアジャイル事業部というところにいました。
- Sho
- 部署異動が多い会社ではないから、レアケースだよね(笑) 自分はプラットフォーム事業部というところにいて、コードを書くよりもマネジメント業務をメインで行っていたのですが、このたびエンジニアとして再スタートしたかたちです。使用している技術もこれまでと異なるので、まずはキャッチアップをがんばらないと。
- Sieg
- あ、関わりといえば今までもカジュアル面談では何度かありましたよね。新卒の方は面接のあと、面談で実際に働いている社員と「どんなふうに働いているか」などを話せるんですよ。そこで受け答えするリクルーターとして組ませていただいて。
- Sho
- そうだったね。それ以外だと自分たちエンジニアはリモートも多く、なかなか違う課の人と交流する機会がないから、今やっとしっかり関われるようになった感じです。それこそ明日、歓迎会をしていただく予定でね(笑)
- Sieg
- 本当に近々の話(笑) 楽しみです。
――就活中、あるいは転職活動中を振り返り、「やっておけばよかった」と思うことはなんでしょうか?
- Sieg
- 僕は内定が出たあとインターンもさせていただいたんですが、あまり意味のわからないままコードを書いていた時期もあって。本格的にプログラミングの勉強をしたのは入社後だったんですよ。だから、もっときちんと基本的な学習をしておけばよかったなと思います。それこそ入社後に取得した「基本情報技術者試験」を取れるくらいに勉強していたら、基礎をしっかり押さえておけたんじゃないかと。
- Sho
- わかる。自分もスタートラインはSiegくんと同じで、前職はネジを回すほうのエンジニアだったから、プログラミングをやるのはコアテックが初めてでした。転職前に4カ月ほどプログラミングスクールに通ったんですが、そこで使っていたのはRubyという言語で。コアテックはPHPという言語を使っているので、入社が決まったタイミングで勉強したり、その前からほかの言語についても触ったりしておけばよかったですね。とはいえ先輩社員がマンツーマンで教えてくれたりサポートしてくれたりと、実務を経験しながら覚えられる環境だったのはよかったです。
- Sieg
- そうですね。新卒の場合は2、3カ月にわたる外部研修もあり、そこで一通り学んだうえで実務に関われるようになっています。ただやっぱりもう少し知識があれば、成長のスピードも早かったと思うんですよね……。
- Sho
- これからエンジニアとして入られる方は、ぜひ自分たちの経験を参考にしてください(笑)
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リードエンジニアとして認められるためには、周りに自分の技術力を知ってもらう必要があると思った。
――入社後の失敗談と、それを乗り越えたエピソードについてお聞かせください。
- Sho
- 実は以前、プロジェクトリーダーという役割を担っていまして。その頃の最初の大きめの案件で、自分のプランが甘くなってしまったことがありました。メンバーのスキルを見つつスケジュールを組み立てるんですが、結果的に短期間で設定しすぎて自分自身とメンバーの首を締めるかたちになってしまい……。
- Sieg
- プロジェクトの進行は難しいですよね。
- Sho
- そうなんだよね。そこからはタスクを細分化してスケジュールを引くようにしたり、もともとプロジェクトリーダーをやっていた方に見積もりをチェックしていただいたりしていました。
- Sieg
- 僕も今、リードエンジニアとして技術的にエンジニアを引っ張る立場なんですけど、半年くらいかかったプロジェクトのとき、メンバーに迷惑をかけてしまいました。そもそも「普通にやったら終わらないだろう」という感じのタスク量だったのに、理想を追い求めすぎて取捨選択ができなくて。結果的にはバグもほとんどない状態で予定通りリリースができたんですが、半年間ハードな道のりを歩むことになってしまったのが反省点です。
- Sho
- クオリティを求めたくなる気持ちもわかるよ。
- Sieg
- 既存の媒体で浮き彫りになった問題を見ていたので、新しく作るにあたって同じ過ちは繰り返さないようにしたくて。「全部改善したい!」と思ったら、こだわりすぎてしまったんですよね。けど工数を削るための提案も必要なことだから、今後は意識していこうと思っています。
- ――キャリアアップのために取り組んだことは何かありますか?
- Sieg
- 僕の場合、入社当初は日々の業務をできるだけ迅速にこなして、早く難しいものも任せてもらえるように意識していました。あとリードエンジニアに上がるときはスキル的な条件もあったので、そのための勉強をしましたね。それから、周りに認められるためには自分の技術力を示す必要もあると思い、エンジニアの社内勉強会にも参加していて。苦手ではありますが、2回くらい発表する側にも立ちました。
- Sho
- 自分もSiegくんと同じく勉強ですね。知識の浅い状態で入ったぶん、プライベートの時間を使って独学でやってた感じ。ただ正直、キャリアアップを目指してというより、単純に開発が楽しかったし、「これどうなってるんだ?」みたいな好奇心が大きかった。それと、もっと大きな案件に携わりたい気持ちがあったので自分のスキルを磨いてきたんだと思います。あと、ミーティングなどで自主的に発言することは多いですね。今思うと、そういう積極性も大切なのかな。
- Sieg
- Shoさんは発表とかも得意そうですもんね。
- Sho
- 緊張はするんだけど、苦手ではないかも。まあ、スポットライトを浴びたいんだろうね(笑)
- Sieg
- (笑) 緊張はしなさそうなイメージでした。意外。
- Sho
- いやいや、スクールのイベントで発表したときなんて本当にやばかったよ。数十人くらいの前で話すと思ってたら100人以上がZOOMに参加してるとわかって。スマートウォッチがピーピー鳴って、「心拍数150越えてますけど大丈夫ですか?」みたいなことを言われた(笑)
-
得意なことではないけれど、新しいことを学び続け、柔軟に対応できる人間として成長していきたい。
――これからコアテックでやっていきたいこと、また15年後の展望を教えてください。
- Sieg
- 僕、実は新しく何かを始めるのってあまり得意ではなく、できるなら今持っている知識だけでやっていきたいという性格なんですよ(笑) でも、だからこそ意識的にどんどん新しい技術を学んでいって、置いていかれないようにしたいですね。同じものばかり使っていたら5、6年後にはそれが“古い技術”になっていることもあると思いますし。15年後は何をしているかわかりませんが、その頃には管理職に興味が出ているかもしれない。だから柔軟に対応できる人間として成長していけるよう、専門分野に限らず“学び続ける”という気持ちを忘れないでいたいですね。
- Sho
- いいね。自分こそ置いていかれないようにしないとな(笑) 10日だけで感じるくらい、Siegくん含め周りができる人たちばかりで、今は自分が一番スキルのない状態。だから一日でも早く「周りに貢献できるエンジニアになる」という目標を達成したいです。与えられたタスクに取り組む側から、ゆくゆくは提案する側に回りたいですし、主任の経験を活かしてエンジニアの枠を超えた仕事、マネジメントとかそういった面でも尽力していけたらと思います。15年後は……47歳になるので、体型も維持しつつ、短髪の似合うカッコいい大人になりたい。こんな目標でいいのかな(笑)?
- Sieg
- 立派な目標だと思います(笑)
- Sho
- ありがとう(笑) 内面で言うと、好奇心を持ち続けられる人になっていたいです。自分の経験や知見を振りかざすのではなく、若い人たちの意見もちゃんと聞ける人。調子に乗らないってやつですかね。
- Sieg
- 柔軟性という意味では僕と同じですね。
- Sho
- うん。ということでSiegくん、頼りない者ですが今後ともよろしくお願いします!
- Sieg
- いやいや、僕こそ頼りないですが、こちらこそよろしくお願いします。そうだ、Shoさんってバイクお好きですよね?
- Sho
- めっちゃ好き。
- Sieg
- 実は僕も興味があって、乗りたいなーと思ってるんですよ。まだ免許すらないんですけど(笑)よかったらそのへんのことも相談させてください!
- Sho
- え、もちろん! いくらでも語れるよ、バイク愛。趣味も柔軟にやっていこう(笑)